よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-10診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

<診断基準>
Definite(確定診断例)を対象とする。
スタージ・ウェーバー症候群の診断基準
AA 基本所見
1. MRI 上の頭蓋内軟膜毛細血管奇形
2. 顔面ポートワイン母斑(毛細血管奇形)
3. 脈絡膜血管腫又は緑内障
B.症状
1. てんかん
2. 精神運動発達遅滞
3. 運動麻痺
4. 視力・視野障害
3.5. 片頭痛
<診断のカテゴリー>
4. ポートワイン斑(毛細血管奇形)
5. 緑内障
B.検査 Definite(確定診断例):Aの 1 又は 2 を含む 1 項目以上を満たし、かつ B の 2 項目以上を有するも
の。
C.参考所見
1. 画像検査所見
① MRI:ガドリニウム増強において明瞭となる軟膜血管腫頭蓋内軟膜毛細血管奇形、罹患部位の脳
萎縮、患側脈絡叢の腫大、白質内横断静脈の拡張
② CT:脳内石灰化
③ SPECT: 軟膜血管腫頭蓋内軟膜毛細血管奇形部位の低血流域流
④ FDG-PET: 軟膜血管腫頭蓋内軟膜毛細血管奇形部位の糖低代謝低糖代謝
2. 生理学的所見
脳波:患側の低電位徐波、発作時の律動性棘波又は鋭波てんかん性活動
C.鑑別診断
その他の神経皮膚症候群
D.遺伝学的検査

- 19-