地域づくり支援ハンドブックvol.1 (118 ページ)
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出典情報 | 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》 |
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通いの場の基本的事項を教えてください(多様な場・住民主体)
通いの場
基本的事項
どのような通いの場が必要なのか
l 通いの場は、その運営者、場所、活動内容によって多様なものが存在しますが、活動内容で多いのは、
体操、趣味活動、茶話会などです。
l しかし類型や現状はあくまで参考です。地域の実情も高齢者のニーズも多様であるため、通いの場も、
そこに暮らす住民自身が望むものを形にしていくことを支援するという視点が重要です。
出典:厚生労働省、通いの場の類型化について(Ver.1.0)(令和3年8月)
体操(運動)
56.1%
趣味活動
16.5%
茶話会
15.4%
認知症予防
4.0%
その他
会食
2.7%
農作業
生涯学習
ボランティア活動
就労的活動
多世代交流 など
出典:厚生労働省、「介護予防・日常生活支援総合事業等(地域支援事業)の実施状況(令和2年度実施分)に関する調査結果(概要)」
住民主体の通いの場を支援する
l 通いの場で介護予防に主体的に取り組んでもらうためには、住民の方々への啓発普及が大事です。老いると
どのようなことに困るのかを伝えて問題意識を引き出す、そして、それを防ぐためにはどうすればよいのか
といった予防の取組みの必要性を理解してもらう、といった働きかけをして住民の方々を動機づけていきま
しょう。
l そのような通いの場が増え、人のつながりが生まれることで、参加者同士の見守りや認知症の早期発見など
の支え合いが生まれてきて、地域づくりにつながってきます。通いの場により自分たちも元気になり、地域
も元気になる、という効果も住民の方々と共有していきましょう。
他の事業とも連動させながら地域づくりを進める
l 通いの場は、総合事業の短期集中予防サービス利用後の受け皿(地域での参加の場)として活用できたり、
通いの場から把握された地域課題を協議体で検討して必要なネットワークづくりにつなげたり、といったよ
うに、他の事業と連動することで地域包括ケアシステムの推進に役立てることができます。
l 通いの場のもつ機能・効果を理解し、通いの場の充実・活性化を効果的に支援することで、地域づくりを進
めていきましょう。
厚生労働省、通いの場の類型化について(Ver.1.0)(令和3年8月)
参
照
厚生労働省、「介護予防・日常生活支援総合事業等(地域支援事業)の実施状況(令和2年度実施分)に関する調査結果
(概要)」
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