地域づくり支援ハンドブックvol.1 (19 ページ)
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出典情報 | 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》 |
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地域支援事業の目的は、高齢者の地域での自分らしい暮らしを支えていくことであ
り、それを進めるためには地域との”共創”が必要です。指揮者として多くある事業
をうまく組み合わせながら、地域の実情に応じた活動を柔軟に展開していきましょ
う。
地域支援事業の目的と趣旨
l 地域支援事業は、被保険者が要介護状態又は要支援状態となることを予防し、社会に参加しつつ、地域
において自立した日常生活を営むことができるよう支援することを目的とし、地域における包括的な相
談及び支援体制、多様な主体の参画による日常生活の支援体制、在宅医療と介護の連携体制及び認知症
高齢者への支援体制の構築等を一体的に推進するものです。
l 介護予防を進め、社会参加を支援し、高齢者に自分らしい日常生活を営んでもらうことが目的であり、
地域づくりを進めるための手段・ツールとして用意されたものが地域支援事業ということです。
目指すこと
共創が大事!
大区分
多様なメニューを組み合わせて展開
地域支援事業
l 高齢者の多様なニーズに応えていくために地域
支援事業には多様な事業メニューが手段として
用意されています。
介護予防・
中区分
介護予防・生活支援サービス事業
個別事業・サービス類型など
訪問型サービス(従前相当・A〜D)
日常生活支援
通所型サービス(従前相当・A〜C)
総合事業
生活支援サービス(配食、見守り等)
介護予防支援事業(介護予防ケアマネジメント)
一般介護予防事業
介護予防把握事業
介護予防普及啓発事業
地域介護予防活動支援事業
一般介護予防事業評価事業
地域リハビリテーション活動支援事業
l 市町村は、地域の関係者と協働、共創していく
なかで、これらメニューをうまく組み合わせな
がら、地域の実情に応じた活動を展開していく
ことが重要です。
包括的支援事業 地域包括支援センターの運営
介護予防ケアマネジメント(総合事業として実施)
総合相談支援業務
権利養護業務
包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
地域ケア会議の充実
在宅医療・介護連携推進事業
社
会
保
障
充
実
分
生活支援体制整備事業
生活支援コーディネーターの配置
協議体の設置
就労的活動支援コーディネーターの配置
認知症総合支援事業
認知症初期集中支援推進事業
認知症地域支援・ケア向上事業
認知症サポーター活動促進・地域づくり推進事業
地域ケア会議推進事業
任意事業
(地域ケア会議に係る費用を計上)
(1) 介護給付等費用適正化事業
(2) 家族介護支援事業
山の登り方は
自ら決める
(3) その他の事業
出典: 厚生労働省「地域支援事業実施要綱」をもとに作成
いま行っている各事業(手段)が、独立して動いていないか考えてみましょう
各論 / なぜ地域づくりでは「連動」が重要だと言われるの?
参
照
厚生労働省「地域支援事業実施要綱」(令和4年3月最終改訂)
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25ページ