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地域づくり支援ハンドブックvol.1 (140 ページ)

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出典情報 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》
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Q

協議体が形骸化しがちなのですが、どうすればよいのでしょう
か?

生活支援体制整備事業
よくある質問

協議体は生活支援コーディネーターの活動を補完する存在です
協議体の運営の土台は、それぞれの生活支援コーディネーターの日々の活動にあります。協議体の効果を振り
返る際には、生活支援コーディネーターが役割を発揮できているか、支援すべきことはないか?といった視点
ももちましょう
各論 / 生活支援コーディネーターが不安・孤独を感じているという声があるのですが、どうすればよいでしょうか? 137ページ

大事な視点
協議体を関係者が単なる会議体と捉えていたり、その目的や果たす機能を理解していなかったり
すると、実施することが目的になったり、成果や行動につながらないといった状態になってしま
います。
効果的な協議体の開催、運営のためには
• 地域づくり、協議体の目的を参加者へ繰り返し共有していくこと
• 会議前の準備としてのテーマ設定、議論目的の確認、参加者への事前周知
• 当日の場の雰囲気づくりや進行の工夫
などの工夫が大事になってきます。
もちろん、アイデアが出なかったり、検討が進まなかったりという開催回もあると思いますが、
協議体の運営方法自体も参加者がチームとして一緒に考えていく視点が重要です。

目的や意義の共有は繰り返ししていきましょう
協議体には住民や地域の活動主体など多様な立場や意見の方々が参加します。また第1層や第2層と分かれて
いたり、参加者が増えていったりしますので、目線合わせを常にしていくことが協議体の運営にはまず重要で
す。
総論 / 高齢者に元気に暮らしてもらうには?

10ページ

目線を変えた意見を求めてみる
ある協議体の事例では、各圏域で住民視点と専門職視点からそれぞれ資源を出し合う検討をしたら「この居酒
屋は高齢者に優しい店だ」という話に。「私は年を取ったら、そういうお店を開きたい」、「じゃあ私が飲み
に行く」とワイワイ盛り上がったようです。多様な方が集まる協議体の運営例として参考にしてみましょう。
総論 / これからの地域づくりに必要なのは?

139

12ページ