よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


地域づくり支援ハンドブックvol.1 (92 ページ)

公開元URL
出典情報 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Q

介護予防ケアマネジメントの質を向上していくには、どのような
方法がありますか?

介護予防ケアマネジメント
よくある質問

現在、どのような方法をとっているか、教えていただけますか?
ケアプラン点検を実施している、介護予防ケアマネジメントの研修を実施している、アセスメントツールなど
の独自帳票を活用しているなど、実施している方法を確認し、できれば実際の研修資料や点検結果などについ
てもみてみると現状把握が進みます。
各論 / 介護予防ケアマネジメントの基本的事項を教えてください(目的・意義)

84ページ

大事な視点
介護予防ケアマネジメントでは、高齢者が地域で望む生活を続けられるように、それを阻害する
様々な生活課題(困りごと・ニーズ)に対して、生活上の目標と、課題解決に至る道筋・方向を
明らかにしたうえで、関係者と協働し、地域資源や多様なサービスも活用しながら、総合的にそ
の方の課題解決を図っていきます。
ケアプラン作成者に対する継続的な質向上の支援や、実務的なツールの活用等により、このプロ
セスの質を高めていくことを検討しましょう。
介護予防ケアマネジメントの質向上につなげる方策の例
• 地域包括支援センターなど関係者の規範的統合を進めるとともに、専門性を向上していく

→ ケアマネジメント研修、地域ケア会議、ケアプラン点検・確認支援 など
• 各種ツール活用や連携の仕組みを構築する
→ 窓口対応フローチャート、独自のアセスメントツール、面談用Q&A、連絡会議 など
また、本人の地域での生活をデザインしていくためには、普段から「地域を知っておく」ことも
重要です。知っている地域資源や関係者の情報が多いほど、効果的な支援へつなげられる可能性
が高まります。

ケアプラン点検ではどのような点を確認していますか?
例えば、課題が明確にされているか(アセスメントの質)、目標が適切か(本人の望む日常を目指す内容か)、
目標に向けて適切なアプローチ(事業、サービス、地域資源やインフォーマルサービス活用等)が提供されて
いるか、自立を阻害するような過剰な支援がないか、などを確認しましょう。
各論 / アセスメントの質を高めるにはどうすればよいでしょうか?

92ページ

介護予防ケアマネジメントのデータを経時的に分析してみよう
介護予防ケアマネジメントの情報などから、サービスや事業の利用傾向、要支援・要介護への移行状況などを
把握、分析することで、わがまちの介護予防ケアマネジメント全体として有効に機能しているのかどうかが見
えてきます。
総論 / 地域づくりにおける市町村の役割とは?

17ページ

仮説と検証による総合事業の見直しプロセス / STEP 3 いまの事業を継続? or 見直し?

71ページ

介護予防ケアマネジメントのプロセスに沿って大事な要素を学びなおしてみよう



動画での実演も含めて、介護予防ケアマネジメントの一連のプロセスが丁寧に解説されており、ワークも用意されてい
ます。ぜひ確認してみましょう。
一般財団法人 長寿社会開発センター、介護予防ケアマネジメントオンデマンド研修、R3年度老健事業

91