よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


地域づくり支援ハンドブックvol.1 (2 ページ)

公開元URL
出典情報 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

はじめに




地域の現在をみんなでつくる
高齢者の支援に携わる皆様が目指しているものは「わがまちの高齢者が自分らしく、
暮らし続けることができる地域づくり」ではないでしょうか。
地域支援事業は、皆様が地域づくりを進めるためのツールのひとつであり、介護予
防・日常生活支援総合事業(総合事業)はその中心となるものです。
少子高齢化、価値観の多様化などにより、わたしたちが暮らす地域のあり方が変容し
ていく中、地域づくりのひとつのツールである総合事業は、変わりゆく地域にあわせ
てデザインし直してこそ効果を発揮します。また、地域の担い手や資源が不足してい
くことが見込まれる今こそ、地域のもつ強みを最大限発揮させる視点も大切でしょう。
そう考えると、総合事業だけで目指す地域づくりは完結しないと思いませんか?
総合事業と産業・交通・住民活動など地域のあらゆる関係者が、手を取り合い・つな
がり・強みを持ち寄ることで新たな価値をともに創る“共創”のマインドこそが地域づ
くりの加速化のカギになるのです。
そうして地域のあらゆる関係者が共に創りあげたその地域は、高齢者だけでなく、地
域の子ども・若者も含めた、そのまちに暮らす全ての世代にとって暮らしやすいもの
となるでしょう。
市町村には、地域づくりの指揮者として関係者をまとめ導いていく役割が、都道府県
や地方厚生(支)局には、良き伴走者として市町村を応援していく役割がそれぞれ期待
されています。
い ま

わたしたちの暮らす地域の現在をつくり、地域を未来につなげていくために、みんな
で手を携えて地域づくりを進めていきましょう!

1