よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


地域づくり支援ハンドブックvol.1 (78 ページ)

公開元URL
出典情報 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

総合事業の見直しプロセス
STEP

6

デザインした通りに事業を実施できている?(本格実施)
l モデル事業の結果、事業の本格実施が可能と判断できたら、規模・範囲を広げて実施に踏み切ります。
l 本格実施にあたり、委託仕様書の条件・内容の確定や事業所との調整など供給体制を固めていくとともに、
わがまちのストーリーとともに、関係者や住民への説明会を行い、周知を進めます。モデル事業での成果
をもとに、財政当局への説明を行い、必要な予算を確保しておくことも重要です。
l 本格実施の段階から、新たに事業に関わる地域包括支援センターやサービス提供事業所、生活支援コーデ
ィネーターなどの関係者がいる場合には、全体への説明会とは別に対話会や研修会などを行い、ストーリ
ーの共有(規範的統合)や、疑問点、不安点などを解消し、その後の事業の円滑な実施に向けた環境づく
りをしていきましょう。
デザインした通りに事業を実施できているか継続的に把握する

デザイン
各事業の
6W2H
組み立て

アウトカム

実装・実行
予算や
人員投入
インプット

各事業の
実施

各事業の
実績

目指す
成果

アクティビティ アウトプット

l 関係者にわがまちのストーリー、目指すビジョンは浸透しているか?
l 手段である事業の実施が目的となっていないか?(時間の経過や担当異動などの影響も)
l 事業やサービスの質は確保されているか?関係者によってバラついていないか?
l 各事業や地域の関係者、資源との連動はできているか?
l 関係者同士で、日々の対話や関係づくりができているか?
l 日々の小さな成果や課題を共有し、改善につなげられているか?
l 利用者や住民、関係者の手応えや声はどうか?

活用する情報・データ例
介護予防ケアマネジメントの実施内容

p 地域ケア会議を通したケアプランの内容確認(状態像、アセスメント、目標設定、サービス内容、維持・改善・悪化率など)
p 地域包括支援センター等へのヒアリング(総合事業の内容やインフォーマルサポート資源、利用者の動向等)
サービスの提供状況の確認

p サービス利用の実績データ
p サービス提供事業所や住民主体の活動の実施内容・方法・体制・採算などについての確認、ヒアリング
利用者や家族、住民の声の確認

p 利用者アンケートやインタビューの実施

77