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地域づくり支援ハンドブックvol.1 (31 ページ)

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出典情報 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》
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伴走支援の型のようなものはありますか?
伴走支援の事例なども参考にしながら、自分たちの都道府県や市町村の実情に応じ
た支援のあり方を検討し、実践してみましょう。

本来は「実情に応じて」伴走支援する
l 市町村の実情は様々であり、支援者となる都道府県等の方針や体制なども様々であるため、どのような
形(内容、方法、深度など)で伴走支援に入るのかは、実情に応じて最適なやり方を決める必要があり
ます。
l また、その前段階として、都道府県は管内のどの市町村に支援が必要そうか、といった目星をつけてお
く必要もあります。管内の地域づくりの進捗状況全体を把握して、中長期的なロードマップに基づき各
年度の支援先や支援方針を設定するのが望ましいといえます。
l もちろん初期の段階では、まず取組意欲の高い市町村の手挙げにより、支援のモデルケースを作ってい
く、といったやり方もあるでしょう。

参考:3回訪問による支援のパッケージ例
l 厚生労働省の職員派遣事業(R2・R3)や地域づくり加速化事業(R4)では、以下のような3回訪問に
よる支援を6ヶ月ほどかけて実施しています。支援方法を検討する際の参考としてご覧ください。










支援希望〜1回目訪問

1回目後〜2回目訪問

2回目後〜3回目訪問

エントリー実施
基礎情報の提出
初回訪問の受入れ準備
0.5mtgで課題感共有 等

• 1回目内容をもとに現状
把握や原因分析、関係者
声掛けなどアクション
• 1.5mtgで進捗共有

• 2回目内容をもとに関係
者目線合わせ、取組検
討・準備などアクション
• 2.5mtgで進捗共有

0.5mtg

1.5mtg

2.5mtg

(オンライン等)

(オンライン等)

(オンライン等)

支援先決定

1回目訪問

• 支援先の選定方針
• エントリー募集
• 応募確認・決定

支援前準備・0.5mtg










2回目訪問

• 相互理解、関係構築
• 課題感や背景の確認
• 状況の可視化ワーク
• 次の動きを確認 など

基礎情報の読み込み
課題感の確認
論点抽出、仮説設定
支援方針、進め方、参加
者選びなどの作戦会議 等

アクション継続
トライ&エラー
必要に応じ相談

3回目訪問

• アクション結果の確認
• 課題、原因等の整理
• 取組方針の検討
• 具体施策の検討 など

• アクション結果の確認
• 方向性の確認・修正
• 今後に向けての整理 など

1.5mtg

2.5mtg

• 1回目後のアクション進
捗確認、フォローアップ
• 次回内容、関係者の巻き
込み、進め方などの作戦
会議 等

• 2回目後のアクション進
捗確認、フォローアップ
• 次回内容、関係者のさら
なる巻き込み、進め方な
どの作戦会議 等

• 定期的な声掛け
• 進捗状況の
フォロー

各訪問前の事前準備、作戦会議が非常に重要です!
※ 上記以外のタイミングでのアウトリーチ(市町村への訪問)や電話・メール等でのモニタリングも有効です。




株式会社 日本能率協会総合研究所「介護予防・日常生活支援総合事業等の充実のための市町村支援 都道府県マニュアル」
(令和4年3月)、R3年度老健事業

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