地域づくり支援ハンドブックvol.1 (79 ページ)
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出典情報 | 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》 |
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STEP
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ストーリーで描いた成果は出ている?
l 事業全体が、当初描いた総合事業のデザイン、そしてわがまちの地域づくりのストーリーのとおりに進ん
でいるかどうか、その成果を定期的に検証しましょう。
l 検証のタイミングとしては、例えば、次年度の事業・予算検討のタイミング、介護保険事業計画の策定や
毎年の進捗状況把握のタイミングなどが考えられます。それ以外にも、都道府県による市町村支援の事
業・案内があった場合によい機会と捉えて現状の成果をみるのもよいでしょうし、庁内の人事異動で担当
が変わった際に課内で事業を棚卸すことなどもきっかけとなるかもしれません。
l わがまちの高齢者の方々に元気になってもらい、地域で自分らしく暮らしてもらうために取り組んでいる
自分たちの仕事が、その価値を届けられているか?という大事な問いに対する成果の確認です。指標や数
値で客観的に確認することが当然必要ですが、定性的な声や体験したエピソードなども含めて、振り返り
をしていきましょう。
ストーリーで描いた成果が出ているか確認する
l わがまちの高齢者の認定率は下がっているか?上昇を押さえられているか?
l 介護保険給付、予防給付などの利用が減少してきているか?
l 介護予防の対象となる方々の状態像のデータは改善してきているか?
l 住民や関係者の声やエピソードなどから、高齢者を元気にできているという実感をもてているか?
l 総合事業の事業費は、上限額の範囲内に収まっているか?超過が改善しているか?
活用する情報・データ例
地域の高齢者のデータ
p 要介護認定者・認定率の推移、重度化率の推移
p 介護保険給付・予防給付の利用実績、給付費・総合事業費の推移
要支援者等の心身の状態や生活機能等に関するデータ
p 認定調査結果のデータ
p 介護予防ケアマネジメントの実績
利用者、家族、住民、地域包括支援センター、サービス事業者などの声やエピソード
p 定期的なアンケート調査、関係者の声、日常の対話やヒアリングなど
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