地域づくり支援ハンドブックvol.1 (67 ページ)
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出典情報 | 支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック)について(5/15)《厚生労働省》 |
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STEP
2-A
“高齢者”って誰のこと?
要支援者等には実際どういう方々がいるか、より具体的に実態・傾向を把握する
これまで
これまで蓄積されている
要支援者等の実際の情報から
ヒントを得る
一人ひとりの暮らしや人生に触れながら進められた
介護予防ケアマネジメントの情報は、
同じ地域の方々への支援に役立てられる情報が詰ま
った”宝の山”といえます
活用する情報・データ例
要介護認定における主治医意見書や認定調査結果の分析
p 認定調査結果から、身の回りの動作(ADL)や生活行為(IADL)の傾向等を把握(国の調査結果と比較)
p 主治医意見書から、生活習慣病や心疾患、骨関節疾患など、疾病の傾向等を把握
介護予防ケアマネジメントの実績から分析
p 介護予防ケアプランから、どのような生活課題やニーズを抱えている方が多いのか、支援内容としてとのよう
なサービスや事業、社会資源が提供されてきているか、などの実態・傾向を把握
p 基本チェックリストの実施結果から、該当項目(複数該当の状況含む)の傾向を把握
地域包括支援センターの活動実績の分析やヒアリングの実施
p どのような相談(困りごと、きっかけ等)が多いのか、総合相談の傾向を把握
p 利用者や家族の声、日常の地域での生活ぶり、社会参加の状況などの実態を把握
p 要支援者等に必要なサービスや事業、社会資源などの実態を把握
介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の結果の分析
p 健康格差や社会参加の状況、生活上の困りごとや支援に対する意向などについて、市町村全体ではなく、日常
生活圏域ごとにより詳細な傾向を把握する(※深堀りしたい内容があれば、独自項目として今後の調査に追加)
l 下肢筋力や体力の向上ができれば、もとの暮らしに戻れそうな廃用症候群の方が一定数いる
た
と
え
ば
l ちょっとした電球交換や庭の掃除をしてくれる人がいると助かる方が一定数いる
l 圏域Aでは坂道が多いためか、外出を控える方が他の圏域よりも多い。身近な距離に通いの場があれば社会参
加のためにデイを利用しなくて済むと考えられる方が一定数いる
l なるほど、状態像や困りごとなど様々だけど、一定の傾向がみえてきた。必要な支援のヒントも。
さらに深めるには
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