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参考資料4_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (36 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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C

社会と歯学
適正な歯科医療を提供するために、歯科医師に求められる倫理的、法的、社会的知識と態度を身に付ける。

C-1 医の倫理、生命倫理と患者中心の歯科医療
患者中心の歯科医療を提供するために、プロフェッショナリズムを身に付ける。
C-1-1 医の倫理と患者中心の視点
患者の主体的治療参加を促すために、患者の安全を最優先して常に患者中心の立場に立つとともに、遵守すべ
き生命科学・医学系研究における倫理に関する知識と態度を身に付ける。
学修目標:
C-1-1-1
医の倫理と生命倫理、患者の権利に関する規範、国際規範の歴史的経緯と諸問題を理解して
いる。
C-1-1-2
臨床(生と死に関わる問題を含む)に関する倫理的問題を理解している。
C-1-1-3
患者の自己決定権と患者が自己決定できない場合の対応を理解している。
C-1-1-4
インフォームド・コンセントの意義、重要性及び必要な説明事項を理解している。
C-1-1-5
医学研究に関する倫理的問題を理解している。
C-1-1-6
研究を医学、医療の発展や患者の利益の増進を目的として行うよう配慮できる。
C-1-2 歯科医師としての責務と裁量権
豊かな人間性と生命の尊厳についての深い自覚を有し、人の命と健康を守る歯科医師としての義務と責任を自
覚する。
学修目標:
C-1-2-1
歯科医師のプロフェッショナリズムを理解している。
C-1-2-2
コンプライアンスを遵守する。
C-1-2-3
患者との信頼関係構築の重要性を理解している。
C-1-2-4
医療サービスの特殊性(情報の非対称性、医療の不確実性)や治療の限界を理解している。
C-1-2-5
歯科医師に課せられた法的責任と社会的責任(刑事責任、民事責任、歯科医師法と健康保険
法に基づく行政処分)を理解している。
C-1-3 チーム医療
患者中心のチーム医療の重要性を理解し、他の医療従事者との連携を身に付ける。
学修目標:
C-1-3-1
患者中心のチーム医療の意義を理解している。
C-1-3-2
医療チームや各構成員(歯科医師、医師、薬剤師、看護師、歯科衛生士、歯科技工士、言語聴
覚士、臨床検査技師、診療放射線技師、その他の医療職)の役割分担と連携、責任体制を理解
している。
C-1-3-3
医療、保健、福祉、介護における多職種連携と歯科医師の役割を理解している。
C-1-3-4
医療や介護をはじめとする他職種、他業種や他の医療機関との連携を行うための手続きとコ
ミュニケーション(適切な略語などを含む)を理解している。
C-1-3-5
患者情報の守秘と患者等への情報提供の重要性と説明責任を理解している。
C-1-3-6
人生の最終段階における歯科の関わり(看取り、グリーフケアを含む)と本人の意思決定、意
思表示を理解している。

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