参考資料4_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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平成 28 年度
版学修項目
A-1 プロフェッショナリズム
令和 4 年度版
学修項目
PR プロフェッショナリズム
C-1-1 医の倫理と患者中心の視点
C-1-2 歯科医師としての責務と裁量権
対象学年
(学生数)
第 2 学年前期(約 53 名)
第 4 学年後期(約 53 名)
科目・コース
等の名称
プロフェッショナリズム I(第 2 学年)
プロフェッショナリズム II(第 4 学年)
概要と方略
2 年次では共通教育で学修した論理的思考力やリテラシー等の汎用性能力を発展さ
せ、プロフェッショナルとしての態度や省察、コミュニケーション等の臨床行動科学
的な能力への理解を深める。4 年次ではプロフェッショナリズム I や他の授業で修得
した能力を発展させ、具体的な事例を通じて歯科医療に携わるプロフェッショナルと
しての能力を獲得し、学び続ける姿勢の確立を目指す。さらにはキャリアパスや死生
観等についても理解を深めていく
方略としては Small Group Discussion による能動的な学習を採用しており、他に
もシネメデュケーションを行っている。使用する題材については、2 年次は問題点が
理解しやすいもの、4 年次は意見が分かれやすい臨床的ジレンマ案件を採用してい
る。
実施時間数
90 分×8 回
評価
(いつ・誰
が・どの方法
で・どのよう
なツールで・
何のために)
評価は本授業の担当教員が実施している。ポートフォリオや授業中のプロダクトな
どについては形成的評価を行い、ポートフォリオについては総括的評価にも利用す
る。評価する能力については、①プロフェッショナリズム、②コミュニケーション能
力、③省察能力、④論理的思考力とした。これについては、本学で設定されている卒
業時のコンピテンス及び、本授業におけるコンピテンスレベルをもとに能力とそのレ
ベルを設定した。また、評価方法は複数設定し、①プロフェッショナリズムは、知識
(期末試験)と授業での態度、ポートフォリオ(プロダクトを含む)で評価を行う。②コ
ミュニケーションは授業での態度で、③省察能力はポートフォリオを用いて、④論理
的思考力はポートフォリオや期末の論述試験を用いて評価を行っている。評価の割合
については、ポートフォリオ:期末試験:態度=4:3:3 の形で設定し、代償型とし
た。評価のタイミングについては、ポートフォリオ及び態度については授業ごとに評
価を行い、期末試験は最終授業終了の後に実施した。ポートフォリオの振り返りにつ
いては、 O’Sullivan らによるルーブリックを利用し採点を行い、期末試験の採点
については採点用のルーブリックを作成し、それを基に採点を実施した。このルーブ
リックは、試験を複数年実施していることから、実例を貼り付けることでアップデー
トを行っている。
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