よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】介護現場の生産性向上の推進 (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36608.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第233回 11/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

論点④ 介護老人保健施設における夜間の人員配置基準の緩和
論点④
■ 介護老人福祉施設等の夜間の人員配置基準については、令和3年度介護報酬改定において、令和2年度
に実施した介護ロボットの導入効果に関する実証結果を踏まえ、介護老人福祉施設(従来型)で見守り機
器やインカム等のICTを導入する場合に夜間の人員配置基準を緩和している(見守り機器を100%導入し
た時に、利用者1人当たりの職員の担当業務時間が平均約25%削減されたことを踏まえ、0.8人の配置と
した。例:3人以上としていたものを2.4人以上) 。
■ 令和3年度以降の効果測定事業において、見守り機器等を活用した夜間見守りに関する実証を行ったと
ころ、介護老人保健施設において、見守り機器を全床導入した場合に「直接介護」と「巡回・移動」の合
計時間の削減が確認され、利用者1人当たりの職員の担当業務時間が平均約29%削減されたとの結果が示
された。

■ このような結果を踏まえ、介護老人保健施設における夜間の人員配置基準の緩和について、ケアの質の
向上等を図りつつ、見守り機器やインカム等のICTの活用を推進する観点から、どのように考えるか。

対応案
■ 見守り機器を全床導入した介護老人保健施設における効果測定事業の結果を踏まえ、介護老人保健施設
を夜間における人員配置基準の緩和の対象としてはどうか。
■ 令和3年度介護報酬改定と同様の考え方から、短期入所療養介護も対象に追加してはどうか。

47