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参考資料3 第43回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料[6.0MB] (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36795.html
出典情報 厚生科学審議会 社会保障審議会(第139回 12/11)こども家庭審議会障害児支援部会(第4回 12/11)(合同開催)《厚生労働省》
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第3回こども家庭審議会障害児支援部会(令和5年10月30日)における
障害福祉サービス等報酬改定に関する主なご意見について③
各サービスに関するご意見③

※ 第3回こども家庭審議会障害児支援部会で
頂いたご意見を 事務局において整理したもの

【児童発達支援・放課後等デイサービス(続き)】


医療的ケアを必要とするこどもの家族は、孤立しているケースがとても多く、家族会を設置して、年に数回交流会を行っ
ているという事業所もあるが、評価がない。交流会だけで報酬というのはなかなか難しいと思うが、例えば、福祉サービス
制度や日常生活上の介護方法などの講習会を同時に行うことで、評価の対象にするといったことについて検討いただきたい。



入浴支援について、入浴設備のある事業所では施設設備に経費をかけてニーズに応えようとしている。入浴介助は1人で
はできず、特に医療的ケアを必要としている方については細心の注意を払わなければならないため、入浴に関して評価の検
討をぜひお願いしたい。



送迎加算の看護師同乗について、朝の送迎など人員不足を補うための大幅な増額が必要となる。



個別サポート加算(Ⅰ)について、現在、例えば全盲の視覚障害児などがサービスを利用する場合には、個別サポート加
算(Ⅰ)の対象とならないが、全盲の場合、個別にケアを必要とする度合いがかなり高いため、全盲の視覚障害児(具体的
には障害者手帳1級相当程度の視覚障害児)についても個別サポート加算(Ⅰ)の対象にしていただきたい。



ケアニーズの高い障害児への支援の評価について、手話言語やコミュニケーション支援を実施している場合は、評価して
いただきたい。



個別サポート加算(Ⅱ)について、養護性が高いこどもが対象になっているため、難しいところではあるが、保護者の理
解の下で算定できるようにしていただきたい。

○ 放課後等デイサービスは学校の代わりではないので、教育との連携について十分に文部科学省と調整していただきたい。


不登校児童への支援の充実について、継続的な通学につながることが表記されているが、そのことだけでなく、いわゆる
パワーレスな状態からの回復を評価していくという視点も重要である。



事業所内の相談支援加算について、現在、月に1回という回数制限があるが、これでは十分な家族の支援が行えないとい
う声があるため、月の回数制限を少なくとも4回程度までは増やしていただきたい。



保護者又はきょうだいも含めた形での家族全体に関する支援について、手話言語については、コミュニケーションを実施
しているかどうかも評価として重要。全体的な家族支援ということも含めて評価を盛り込んでいただきたい。



相談支援の充実について、家族やきょうだいへの相談支援はぜひ検討をお願いしたい。家族連携加算の中に、きょうだい
への支援も加算対象であるということを明記することによって、支援の重要性が認識されることを期待したい。

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