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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html |
出典情報 | 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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Ⅲ. 住宅改修の点検
(2)点検対象の抽出条件
介護給付の適正化を図るため、本来は全ての申請を確認することが望ましいです。しかし、保険者の人
口規模や職員の配置状況等により、全ての申請を十分に点検することが難しいといった課題を抱えている保
険者も見受けられます。
住宅改修費の支給申請にあたり、書類の記載や内容に関する確認は不可欠です。さらに申請内容の妥
当性を判断するため、全ての申請について専門職等の知見を活用しながら点検調査を行うことが望まし
いですが、専門職の確保が課題である保険者も少なくありません。効果的な点検を実施するため、一定の条
件を設けて点検対象を抽出している保険者もあります。以下、令和5年度調査結果を基に、点検対象の
抽出例を紹介します。
Ⅲ
住
宅
改
修
の
点
検
事
前
申
請
検索
No.7
図表 4 点検対象の抽出条件(参考例)
政令指定都市・特別区
➢
➢
➢
➢
保険者独自の給付を併用する場合
軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
中核市
➢
保険者独自の給付を併用する場合
一般市
➢
➢
➢
➢
保険者独自の給付を併用する場合
軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
町村
➢
➢
➢
軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
重点的な点検調査を行う参考例
重点的な点検調査を実施する特定の工事内容について、具体的な事例を紹介します。
[特定の工事内容]
◆ 浴槽取替工事 ◆階段昇降機設置工事 ◆過去に苦情が寄せられている事業者による工事
◆ 限度額を超える工事や限度額に近い見積金額の工事 ◆不自然な改修が疑われる工事
◆ 1階から2階への階段や2階以上の手すり ◆洋式便器等への取替 ◆施工商品数が多い
◆ 同一住宅に夫婦など複数の被保険者がおり、2回以上申請があった場合
◆ 入院中に改修を行った場合(退院後に確認) ◆福祉用具の購入や貸与も併用している場合
◆ 大規模な段差解消 ◆2回目以降の住宅改修の場合 など
[点検方法]
◆ リハビリテーション専門職と担当職員が訪問し改修予定箇所を現地確認する
◆ 訪問して本人の動作確認や家族を含め聞き取りを行い、住宅環境を確認する など
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(2)点検対象の抽出条件
介護給付の適正化を図るため、本来は全ての申請を確認することが望ましいです。しかし、保険者の人
口規模や職員の配置状況等により、全ての申請を十分に点検することが難しいといった課題を抱えている保
険者も見受けられます。
住宅改修費の支給申請にあたり、書類の記載や内容に関する確認は不可欠です。さらに申請内容の妥
当性を判断するため、全ての申請について専門職等の知見を活用しながら点検調査を行うことが望まし
いですが、専門職の確保が課題である保険者も少なくありません。効果的な点検を実施するため、一定の条
件を設けて点検対象を抽出している保険者もあります。以下、令和5年度調査結果を基に、点検対象の
抽出例を紹介します。
Ⅲ
住
宅
改
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点
検
事
前
申
請
検索
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図表 4 点検対象の抽出条件(参考例)
政令指定都市・特別区
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保険者独自の給付を併用する場合
軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
中核市
➢
保険者独自の給付を併用する場合
一般市
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保険者独自の給付を併用する場合
軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
町村
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軽度者(担当の介護支援専門員がいない場合)
特定の工事内容
金額が高額の場合
重点的な点検調査を行う参考例
重点的な点検調査を実施する特定の工事内容について、具体的な事例を紹介します。
[特定の工事内容]
◆ 浴槽取替工事 ◆階段昇降機設置工事 ◆過去に苦情が寄せられている事業者による工事
◆ 限度額を超える工事や限度額に近い見積金額の工事 ◆不自然な改修が疑われる工事
◆ 1階から2階への階段や2階以上の手すり ◆洋式便器等への取替 ◆施工商品数が多い
◆ 同一住宅に夫婦など複数の被保険者がおり、2回以上申請があった場合
◆ 入院中に改修を行った場合(退院後に確認) ◆福祉用具の購入や貸与も併用している場合
◆ 大規模な段差解消 ◆2回目以降の住宅改修の場合 など
[点検方法]
◆ リハビリテーション専門職と担当職員が訪問し改修予定箇所を現地確認する
◆ 訪問して本人の動作確認や家族を含め聞き取りを行い、住宅環境を確認する など
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