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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html |
出典情報 | 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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Ⅵ. 多職種連携の場の活用に向けた取組事例
➢ 地域包括ケア会議の活用について
【地域包括ケア会議の位置づけ】
地域包括ケア会議には事業評価部会と地域ケアシステム検討部会の2つがあり、事業評価部会は地域包括
支援センターの事業内容について評価を行い、地域ケアシステム検討部会では、地域包括ケアシステムの構築に
向けた課題について議論を行っています。さらに、地域ケア個別会議で難渋した事例を地域包括支援センターが取
りまとめ、地域包括ケア会議で議論することもあります。市内の支部(町内会)ごとに福祉の専門職と地域住民
が話し合う小地域ケア会議を開催しており、各支部における課題についても議論され、地域課題の解決に向けた
議論が行われています。
【地域課題の抽出方法】
多
職
種
連
携
の
場
の
活
用
に
向
け
た
取
組
事
例
地域課題の抽出方法について、過去には、主任介護支援専門員が地域ケア個別会議に参加し(6カ月程
度)、会議で議論された中から地域課題の抽出に専念し、地域包括ケア会議に提示していく取組を行っていまし
た。現在は地域別(8圏域)に生活支援コーディネーターを配置し、地域ケア個別会議への参加や、小地域ケ
ア会議への参加を通して、地域課題を把握し、必要に応じて地域包括ケア会議での議題として提示しています。
【地域包括ケア会議後の対応】
生活支援コーディネーターや地域の各種団体と専門職が参加する小地域ケア会議に出席している担当職員が
中心となってそれぞれの部会に持ち帰り、実現に向けた取組を行っています。
図表 31 地域ケア会議の体制(参考例)
地域ケア個別会議
小地域ケア会議
Ⅵ
• 参加者
医師、薬剤師、リハビリテーション専門職、栄養士、歯科衛
生士、生活支援コーディネーター、主任介護支援専門員など
• 内容
望む生活の実現に向けて、専門的視点から助言が欲しい事
例、地域の協力や資源の活用が必要と思われる事例などを
検討する。
• 参加者
地域の各種団体(町内会役員、愛育委員・栄養委員、
民生委員・児童委員、老人クラブなど)、専門職(行
政、社会福祉協議会、地域包括支援センターなど)
• 内容
地域の現状把握、学習活動(場面)の企画など、福
祉の専門職と地域住民が話し合う。
事業評価部会
地域ケアシステム
検討部会
地域包括ケア会議
• 参加者
地域の各種団体や専門職・行政職(町内会、民生委員、愛育委員、老人クラブ、医師
会・薬剤師会・介護支援専門員協会などの職能団体、自治体の高齢・障害・保健部署
職員など)
• 内容
小地域ケア会議で議論した地域の中の課題に関する内容や、地域ケア個別会議で
議論された中から抽出された地域課題などを報告し、地域包括ケア会議で議論する。
検討した内容をそれぞれの部会に持ち帰り、実現に向けて議論する。
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➢ 地域包括ケア会議の活用について
【地域包括ケア会議の位置づけ】
地域包括ケア会議には事業評価部会と地域ケアシステム検討部会の2つがあり、事業評価部会は地域包括
支援センターの事業内容について評価を行い、地域ケアシステム検討部会では、地域包括ケアシステムの構築に
向けた課題について議論を行っています。さらに、地域ケア個別会議で難渋した事例を地域包括支援センターが取
りまとめ、地域包括ケア会議で議論することもあります。市内の支部(町内会)ごとに福祉の専門職と地域住民
が話し合う小地域ケア会議を開催しており、各支部における課題についても議論され、地域課題の解決に向けた
議論が行われています。
【地域課題の抽出方法】
多
職
種
連
携
の
場
の
活
用
に
向
け
た
取
組
事
例
地域課題の抽出方法について、過去には、主任介護支援専門員が地域ケア個別会議に参加し(6カ月程
度)、会議で議論された中から地域課題の抽出に専念し、地域包括ケア会議に提示していく取組を行っていまし
た。現在は地域別(8圏域)に生活支援コーディネーターを配置し、地域ケア個別会議への参加や、小地域ケ
ア会議への参加を通して、地域課題を把握し、必要に応じて地域包括ケア会議での議題として提示しています。
【地域包括ケア会議後の対応】
生活支援コーディネーターや地域の各種団体と専門職が参加する小地域ケア会議に出席している担当職員が
中心となってそれぞれの部会に持ち帰り、実現に向けた取組を行っています。
図表 31 地域ケア会議の体制(参考例)
地域ケア個別会議
小地域ケア会議
Ⅵ
• 参加者
医師、薬剤師、リハビリテーション専門職、栄養士、歯科衛
生士、生活支援コーディネーター、主任介護支援専門員など
• 内容
望む生活の実現に向けて、専門的視点から助言が欲しい事
例、地域の協力や資源の活用が必要と思われる事例などを
検討する。
• 参加者
地域の各種団体(町内会役員、愛育委員・栄養委員、
民生委員・児童委員、老人クラブなど)、専門職(行
政、社会福祉協議会、地域包括支援センターなど)
• 内容
地域の現状把握、学習活動(場面)の企画など、福
祉の専門職と地域住民が話し合う。
事業評価部会
地域ケアシステム
検討部会
地域包括ケア会議
• 参加者
地域の各種団体や専門職・行政職(町内会、民生委員、愛育委員、老人クラブ、医師
会・薬剤師会・介護支援専門員協会などの職能団体、自治体の高齢・障害・保健部署
職員など)
• 内容
小地域ケア会議で議論した地域の中の課題に関する内容や、地域ケア個別会議で
議論された中から抽出された地域課題などを報告し、地域包括ケア会議で議論する。
検討した内容をそれぞれの部会に持ち帰り、実現に向けて議論する。
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