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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
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Ⅲ. 住宅改修の点検
(2)確認のポイント
支給後の確認は、保険者として能動的に実施しなければならず、なかなか着手できない保険者も多いと推察し
ます。しかし、介護給付適正化の効果を把握するためには、利用者にとって必要な住宅改修が行われ、実際に適切
に使用できているか、当初の目的を達成できているかまで確認することが期待されます。
支給後の利用状況を把握するための方法としては、訪問調査、アンケート調査などの方法が考えられます。でき
るところから着手いただけるよう、以下の通り、確認のポイントをご紹介します。

ポイント︓支給後の点検により、 適正化事業の効果を把握する

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No.18

【目的】


● 利用者の視点︓住宅改修後、利用者が日常生活で活用できているか確認する
● 建築物の視点︓施工後、不具合なく活用できているか確認する
● タイミングの視点︓住宅改修による住環境整備が利用者の自立支援につながっているか確認する












【解説】
支給後、改修箇所に不具合がないか、施工に問題なかったかを確認するとともに、想定通りに利用者が改

修部分を活用し、自立支援につながったか確認することで、住宅改修の効果を把握することができます。
利用者の満足度等も含め、保険者としてとりまとめることで、保険者によっては申請者・介護支援専門員・改
修事業者へのフィードバックや、実地指導、集合研修の研修資料として活用されているケースもあります。

【確認ポイント】
以下について確認しましょう。
 当初の目標通り、利用者が日常生活で改修箇所を活用している
→ 住宅改修の目的が達成している
 施工箇所に不具合なく活用している
→ 安全性に問題ない
 利用者の自立支援につながっており、引き続き、住み慣れた家屋での生活が可能である
→ 施工タイミングが適切である

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