よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Ⅴ. 福祉用具貸与調査
(3)調査のポイント
書類による調査のポイント
ポイント1︓福祉用具を貸与する利用者の状態を把握し、 目標を設定する

検索
No.50

【目的】
● 利用者の視点︓利用者の ADL(日常生活動作)や IADL(手段的日常生活動作)


QOL(生活の質)の問題点や課題を把握する
● 目標設定︓どのような課題を解決するために福祉用具が必要なのかを明らかにする

【解説】
介護給付適正化事業は、介護給付費(費用)の抑制を推進するものではなく、利用者にとって適切な給
付を確保するための事業です。利用者の問題点を明確化するとともに、どのような課題を解決するための福祉用
具であるかについて、目標を設定し、定期的に見直すことが重要となります。
福祉用具貸与の利用者に対し、継続した貸与が適切かどうか、身体機能の変化に伴い適切ではない福祉

用具の貸与となっていないか、定期的に確認することが重要です。また、福祉用具サービス計画、ケアプラン等
の利用目標と照らし合わせて、福祉用具貸与の目的が合致しているか、適切なケアマネジメントに基づいた福祉用
具貸与が利用されていることを確認しましょう。








調






【確認ポイント】
ケアプラン、 福祉用具サービス計画等を基に、以下について確認しましょう。
 利用者のADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)、QOL(生活の質)の
問題点や課題がある
→ 利用者の課題を解決するために福祉用具が必要である
 ケアプラン、福祉用具サービス計画等︓利用目標が利用者の課題解決と合致しており、ケ
アプランの目標を達成するための福祉用具が適切に選定されている
→ 利用者の課題を解決するための福祉用具が選定されている

43