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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
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(3)点検のポイント
書類による点検のポイント
ポイント1︓住宅改修を実施する利用者の状態を把握し、 目標を確認する

検索
No.8

【目的】
● 利用者の視点︓利用者の ADL(日常生活動作)や IADL(手段的日常生活動作)、
QOL(生活の質)の問題点や課題を把握する

● 目標設定︓どのような課題を解決するために住宅改修を行うのかを明らかにする

【解説】
介護給付適正化事業は、介護給付費(費用)の抑制を推進するものではなく、利用者にとって適切な
給付を確保するための事業です。利用者の問題点を明確化するとともに、どのような課題を解決するための住
宅改修であるか(住宅改修が必要な理由)を把握するため、事前に利用者の生活目標を明確にすること
が重要となります。
「住宅改修が必要な理由書」には、住宅改修により利用者の日常生活をどのように支援するかが記載されて
います。ケアプランが作成されている利用者については、理由書とケアプランの内容を照らし合わせて、住宅改修

の目的が合致しているか、利用者の身体状況や動作能力等を踏まえ、改修内容に疑義がないか確認しま
しょう。

【確認ポイント】
申請書類や添付書類(理由書、図面、写真等)を基に、以下について確認しましょう。
 利用者のADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)、QOL(生活の質)の
問題点や課題がある
→ 住宅改修の必要性がある
 利用者の課題を解決するために住宅改修が必要であり、住宅改修による目標設定が明確である
→ 改修内容に妥当性がある

 施工内容、施工箇所、必要とする部材が適切である
→ 改修内容が適切である

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