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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
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訪問による点検のポイント
施工水準(工事内容・価格、不要な工事の防止等)について、予定通り適切に行われたか、最終的な施
工内容を踏まえ適切な住宅改修に係る給付となったか確認し、疑義が生じた場合には、適正化担当の職員と
専門職が協力し、利用者宅の現地確認を行うことで、住宅改修が適切であったかを判断するのに役立ちます。

ポイント︓施工後、 利用者宅へ訪問し、 住宅改修の施工状況等を点検する

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No.15

【目的】
● 利用者の視点︓理由書の目的が達成され、利用者の身体機能・生活状況における課題が解決できたこと
を確認する



● 建築物の視点︓予定通り、施工水準(工事内容 ・ 価格,不要な工事の防止等)が担保された住
宅改修であったかを確認する
● タイミングの視点︓現時点での利用者の状態像と最終的な施工内容を踏まえて、現時点での住宅改修が
適切な支給であったか確認する
● 書面だけでは確認しきれない点について、現地確認を行うことで明らかにする
【解説】
住宅改修の完了後、実際に利用者の身体機能や生活状況に適しているか確認することが重要です。ま
た、予定通り、施工水準(工事内容・価格、不要な工事の防止等)が適切に行われたか、最終的な施工
内容を踏まえて、適切な住宅改修に係る給付となったか確認し、住宅改修の効果を把握することが重要です。
また、実際に訪問による点検が難しい場合には、テレビ電話やWEB会議システムなどのICTを活用し、施工
後の状況や利用者の実際の活用状況・動作等を確認することも一案です。

【確認ポイント】
訪問時、以下について確認しましょう。
 完了した住宅改修が、利用者の身体機能・生活状況に適している
→ 利用者の視点で、住宅改修が適切に実施された
 予定通りの施工水準(工事内容・価格,不要な工事の防止等)で住宅改修が完了した
→ 建築物の視点で、住宅改修が適切に実施された
 現時点での利用者の状態像と最終的な施工内容を確認し、現時点での住宅改修が適切な支給
であったことを確認できた
→ 適切に介護給付が支給された
 利用者の生活動作と照らし合わせ、利用者にとって使いやすい施工内容・場所・高さ等に
なっている
→ 利用者の自立支援を促す改修内容となった

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