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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
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Ⅳ. 福祉用具購入調査
訪問による調査のポイント
ポイント1︓福祉用具を購入する利用者の状態を把握し、 目標を確認する

検索
No.37

【目的】
● 利用者の視点︓利用者のADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)

QOL(生活の質)の問題点や課題を把握する
● 目標設定︓どのような課題を解決するために住宅改修を行うのかを明らかにする

● 書面だけでは確認しきれない点を、現地にて目視し、利用者等へ聞取りを行うことで明らかにする

【解説】
介護給付適正化事業はの目的は前述のとおりであるが、利用者の問題点と、どのような課題を解決するため
の福祉用具であるかについて、確認することが必要です。
福祉用具の購入は、貸与とは異なり、 購入後に変更することができないことから、福祉用具購入前の目標


設定を明確にし、福祉用具購入の必要性を把握することは有用です。
ケアプランが作成されている利用者については福祉用具サービス計画、ケアプラン等の利用目標と照らし合わせ
て、福祉用具購入の目的が合致しているか、利用者の身体状況や動作能力を評価しましょう。







調


また、実際に訪問による点検が難しい場合には、テレビ電話やWEB会議システムなどのICTを活用し、利用者
の実際の活用状況・動作等を確認することも一案です。






【確認ポイント】
以下について確認しましょう。
 利用者のADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)、QOL(生活の質)の
問題点や課題がある
→ 福祉用具サービス計画、ケアプラン等の利用目標と照らし合わせても、利用者の課題
を解決するために福祉用具が必要であり、購入する目的が明確である
 福祉用具を使用した際の利用者の動作を確認し、適切に福祉用具を活用できる
→ 申請した福祉用具を日常生活で適切に使用できている

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