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介護保険最新情報vol.1268(「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「介護給付費適正化における住宅改修等の点検および福祉用具購入・貸与調査の取組促進に向けた手引き」について(6/3付 事務連絡)《厚生労働省》
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(2)調査対象の抽出条件
介護給付の適正化を図るため、本来は全ての申請を確認することが望ましいです。しかし、保険者の人口規
模や職員の配置状況により、全ての申請を十分調査することが難しい等の課題を抱えている保険者もあります。
効果的な点検を実施するため、 一定の条件を設けて点検対象を抽出している保険者もあります。 以下、令和

5年度調査結果を基に、調査対象の抽出例を紹介します。
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No.35

図表 19 調査対象の抽出(例)
政令指定都市・特別区





同一種目の再購入の場合
複数購入の場合
高額申請の場合

中核市





同一種目の再購入の場合
老朽化や破損、不衛生等による再購入の場合
複数購入の場合

一般市








同一種目の再購入の場合
老朽化や破損、不衛生等による再購入の場合
複数購入の場合
軽度者の場合
高額申請の場合
受領委任払いの場合






同一種目の再購入の場合
軽度者の場合
高額申請の場合
受領委任払いの場合

町村

支給申請時に調査を行う参考例
支給申請時に調査を実施する内容について、具体的な事例を紹介します。
[同一種目、複数購入]
◆ 前回購入から一定期間が経過し、過去に購入した福祉用具が破損・劣化等により、使用継続が困難と
なっている場合は認める
◆ 過去支給歴で過去に同製品がある場合は理由を確認している
◆ 利用者の身体状況や介護状況の変化に伴い、既に購入した福祉用具の使用継続が困難な場合は認める
◆ 自宅以外での一時的な利用の為の同一品目の2つ目の購入について、不適正と判断した事例があった
◆ 同一購入や複数購入等で理由書への記載がない場合は、介護支援専門員・福祉用具購入事業所へ問い合
わせて再提出を依頼する など
[高額申請]
◆ 現年度支給歴で限度額超過している場合 ◆保険者内で検討した基準額以上の場合 など
[軽度者]
◆ 要支援者の申請(特定介護予防福祉用具購入)の場合 ◆担当の介護支援専門員がいない軽度者 など

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