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参考資料1 血液製剤の安全性の向上及び安定供給確保を図るための基本的な方針の改正(案)について(平成 30 年度第4回血液事業部会資料3より一部抜粋) (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32011.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第5回 3/20)《厚生労働省》 |
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免疫グロブリン製剤の需要は近年増加傾向にあり、製造販売
業者において更に適応を拡大する開発が進められていることか
ら、今後の需要を注視する必要がある。
アルブミン製剤の需要は近年減少傾向となっている。また、
血液凝固第Ⅷ因子製剤及び血液凝固第Ⅸ因子製剤(複合体製剤
を除く。)の需要も、近年横ばい傾向となっており、いずれも
需要に見合う供給が見込まれる。
引き続き、我が国の医療需要に応じた供給が確保される必要
がある。
しょう
的に原料血 漿 を確保し、供給している。平成二十三年度及
しょう
び平成二十四年度の原料血 漿 確保目標量は九十五万リット
しよう
ルと定め、原料血 漿 の確保を行ったことにより、これまで
需要に見合う供給が行われてきている。過去の供給状況等を
勘案すると、平成三十年度において百二十万リットル程度ま
での量が供給可能と予測され、血液製剤代替医薬品の供給状
況にもよるが、今後とも、需要に見合う供給が可能であると
見込まれる。
2 免疫グロブリン製剤及びアルブミン製剤
しょう
血 漿 分画製剤のうち、免疫グロブリン製剤及びアルブミ
しょう
ン製剤の供給量は、製造に要する原料血 漿 量に換算して、
平成二十四年においてそれぞれ九十四万リットル及び百四十
八万リットルであり、うち国内献血に由来するものの供給量
は、それぞれ九十万リットル及び八十七万リットルである。
アルブミン製剤の需要は近年横ばい傾向となっており、今
後の遺伝子組換え製剤の需要を注視する必要はあるものの、
需要に見合う供給が可能であると見込まれる。また、免疫グ
ロブリン製剤の需要は近年増加傾向にあり、更に適応を拡大
する開発が精力的に進められていることから今後の需要を注
視する必要はあるものの、当面は需要に見合う供給が可能で
あると見込まれる。
3 血液凝固因子製剤等
血液凝固第Ⅷ因子製剤(遺伝子組換え製剤を除く。)及び
血液凝固第Ⅸ因子製剤(複合体及び遺伝子組換え製剤を除く
。)は、すべて国内献血で賄われている。
これらの製剤については、今後とも国内自給が確保される
し ょう
ことが見込まれるが、血 漿 由来製剤及び遺伝子組換え製剤
の特性及び副作用の発現状況並びに危機管理的な対応を考慮
した製造体制及び製造能力の確保が必要であり、国内献血由
来製剤を一定量確保する必要がある。
なお、特殊免疫グロブリン製剤等多くを輸入に依存してい
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業者において更に適応を拡大する開発が進められていることか
ら、今後の需要を注視する必要がある。
アルブミン製剤の需要は近年減少傾向となっている。また、
血液凝固第Ⅷ因子製剤及び血液凝固第Ⅸ因子製剤(複合体製剤
を除く。)の需要も、近年横ばい傾向となっており、いずれも
需要に見合う供給が見込まれる。
引き続き、我が国の医療需要に応じた供給が確保される必要
がある。
しょう
的に原料血 漿 を確保し、供給している。平成二十三年度及
しょう
び平成二十四年度の原料血 漿 確保目標量は九十五万リット
しよう
ルと定め、原料血 漿 の確保を行ったことにより、これまで
需要に見合う供給が行われてきている。過去の供給状況等を
勘案すると、平成三十年度において百二十万リットル程度ま
での量が供給可能と予測され、血液製剤代替医薬品の供給状
況にもよるが、今後とも、需要に見合う供給が可能であると
見込まれる。
2 免疫グロブリン製剤及びアルブミン製剤
しょう
血 漿 分画製剤のうち、免疫グロブリン製剤及びアルブミ
しょう
ン製剤の供給量は、製造に要する原料血 漿 量に換算して、
平成二十四年においてそれぞれ九十四万リットル及び百四十
八万リットルであり、うち国内献血に由来するものの供給量
は、それぞれ九十万リットル及び八十七万リットルである。
アルブミン製剤の需要は近年横ばい傾向となっており、今
後の遺伝子組換え製剤の需要を注視する必要はあるものの、
需要に見合う供給が可能であると見込まれる。また、免疫グ
ロブリン製剤の需要は近年増加傾向にあり、更に適応を拡大
する開発が精力的に進められていることから今後の需要を注
視する必要はあるものの、当面は需要に見合う供給が可能で
あると見込まれる。
3 血液凝固因子製剤等
血液凝固第Ⅷ因子製剤(遺伝子組換え製剤を除く。)及び
血液凝固第Ⅸ因子製剤(複合体及び遺伝子組換え製剤を除く
。)は、すべて国内献血で賄われている。
これらの製剤については、今後とも国内自給が確保される
し ょう
ことが見込まれるが、血 漿 由来製剤及び遺伝子組換え製剤
の特性及び副作用の発現状況並びに危機管理的な対応を考慮
した製造体制及び製造能力の確保が必要であり、国内献血由
来製剤を一定量確保する必要がある。
なお、特殊免疫グロブリン製剤等多くを輸入に依存してい
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