よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 血液製剤の安全性の向上及び安定供給確保を図るための基本的な方針の改正(案)について(平成 30 年度第4回血液事業部会資料3より一部抜粋) (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32011.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第5回 3/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

適正な使用を一層推進する必要がある。

4 公正の確保及び透明性の向上
国等は、献血者の善意にこたえ、国民の理解と協力を得る
ことができるよう、献血の推進、適正使用の推進等法に基づ
く血液事業に係る施策の策定及び実施状況等につき、十分な
分かりやすい情報を公開・提供する必要がある。また、国等
は、血液事業の公正かつ透明な運営を確保することとする。

また、法に基づき、国等には、次のような責務が課されて
いる。
1 国は、基本理念にのっとり、血液製剤の安全性の向上及び
安定供給の確保に関する基本的かつ総合的な施策を策定し、
及び実施しなければならない。また、血液製剤に関し国内自
給が確保されることとなるように、献血に関する国民の理解
及び協力を得るための教育及び啓発、血液製剤の適正な使用
の推進に関する施策の策定及び実施その他の必要な措置を講
ずるよう努めなければならない。
地方公共団体は、基本理念にのっとり、献血について住民


に必要な場合に限って血液製剤を使用するなど、適切かつ適
正な使用を一層推進する必要がある。これは国内自給及び安
定供給の確保の観点からも重要である。
このため、医療機関において、血液製剤の管理体制を整備
し、血液製剤の使用状況を正確に把握するなど、血液製剤の
適正な使用を推進する必要がある。
また、国は、血液製剤の適切かつ適正な使用を推進するた
め、血液製剤の適正使用や輸血療法の実施等に関する指針を
状況の変化に応じて改定し、その普及を図るとともに、医療
機関における血液製剤の使用状況について定期的に評価を行
うなど、適正使用を更に促進するための方策を講ずることと
する。
4 公正の確保及び透明性の向上
国、地方公共団体、採血事業者、製造販売業者等、医療関
係者など血液事業に関わる者は、献血者の善意にこたえ、国
民の理解と協力を得ることができるよう、献血の推進、適正
使用の推進等血液事業に係る施策の策定及び実施に当たり、
血液製剤の安全性や供給の状況等につき、十分な情報を公開
する必要がある。
また、国、地方公共団体その他の血液事業に関わる者は、
血液事業の公正かつ透明な運営を確保するものとする。

-61-

- 4 -