よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 血液製剤の安全性の向上及び安定供給確保を図るための基本的な方針の改正(案)について(平成 30 年度第4回血液事業部会資料3より一部抜粋) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32011.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第5回 3/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

しょう



血 漿 分画製剤
免疫グロブリン製剤の需要は近年増加傾向にあり、製造販売業者において更に
適応を拡大する開発が進められていることから、今後の需要を注視する必要があ
る。
アルブミン製剤の需要は近年減少傾向となっている。また、血液凝固第Ⅷ因子
製剤及び血液凝固第Ⅸ因子製剤(複合体製剤を除く。)の需要も、近年横ばい傾向
となっており、いずれも需要に見合う供給が見込まれる。
引き続き、我が国の医療需要に応じた供給が確保される必要がある。



血液製剤代替医薬品
血液凝固第Ⅷ因子製剤及び血液凝固第Ⅸ因子製剤等については、血液製剤代替
医薬品として、遺伝子組換え製剤が供給されている状況にある。引き続き、我が
国の医療需要に応じた供給が確保される必要がある。

第三


血液製剤に関し国内自給が確保されるための方策に関する事項
輸血用血液製剤
国、地方公共団体及び採血事業者は、第二に示した血液製剤についての中期的
な需給の見通しを踏まえ、第四に示すとおり、計画的な献血の推進に努め、血液
製剤の国内自給の確保のために必要な献血量を確保することが求められる。
今後も、効率的な献血の受入や、献血者の確保のための努力が続けられること
に加え、血液製剤の適正使用の推進により、引き続き医療需要に応じた国内献血
による輸血用血液製剤の供給を確保する。
しょう



血 漿 分画製剤
しょう

血 漿 分画製剤についても、一と同様に、国内自給の確保のために必要な献血
量を確保することが求められる。
国、採血事業者、製造販売業者等は、第五に示すとおり、国内の献血により得
られた血液がすべて有効に利用され、医療需要に応じて、血液製剤として国内に
過不足なく供給されるよう、血液製剤の国内自給の確保に向けた製造及び供給の
ための体制を整備し、血液事業の安定的な運営を通じて、血液製剤の安定供給を
確保する必要がある。
このため、採血事業者、製造販売業者等は、採血から製造及び供給に至るすべ
ての段階において、事業の最大限の効率化及び合理化を図ることが必要である。
なお、採血事業者における平成三十年度の採血体制での原料血漿最大確保量は
4
-8-