よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (156 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(8) 策定中・未策定の事業所(策定までの見通し)
BCP を策定中、または未策定の事業所において、今後の策定までの見通しについては、
経過措置の終了する予定である令和 6 年 3 月に向けて策定中との意見があった。
策定中・未策定の事業所(策定までの見通し) 主な意見


3 月までに内容をもう少し掘り下げたいと考えている。ガイドラインに沿った備蓄
管理リストの作成をしなければならない。既存のものがあるが、発注関係のもの。
フォーマットを BCP に沿ったものを作成し、日常、災害、感染症時をそれぞれ考慮
したリストを作成したいと考えている。
(#2_認知症対応型通所介護)



厚生労働省の出しているひな形・ガイドラインを参考に、部署ごとに検討してい
る。通所介護では、夜間に対応を要する事態が発生した場合の連絡網、翌日以降の
営業についての利用者への説明など、事業所の実態に合ったより細部の運用を月に
1 回程度会議で検討している段階である。2 か月に 1 度、リアルに想定した避難訓
練を実施している。避難訓練での反省点を BCP に盛り込むなどして、少ない人員な
がら BCP 策定を効率的に進めようとしている。(#4_地域密着型通所介護)

(9) 策定中・未策定の事業所(策定にあたっての課題や必要な支援)
策定にあたっての課題については、作成に関係する職員の BCP に対する理解度を上げる
こと、計画の方針を関係各所と調整すること等が挙げられた。
必要な支援については、作成内容の確認や疑問点の解消などの伴走的な支援がほしいと
の意見があった。
策定中・未策定の事業所(策定にあたっての課題や必要な支援) 主な意見
(感染症 BCP・自然災害 BCP 策定に取り組む上で、必要と感じる職員やスキル)


各事業の管理者が個別に作成し、管理者どうしの会議でレビューし合うことが理想
と考えているが、管理者間で BCP の理解度に差があるため、実現は困難である。事
前に BCP に関する研修等でインプットをしておく必要性を感じている。(#4_地域
密着型通所介護)



策定に取り組めていない状況ではあるが、厚生労働省の作成したひな形を読み込め
ば、策定することは可能ではないかと考えている。ひな形を正確に読み込み、理解
する力と、方針を関係各所に連絡・調整する力が必要になる。(#5_介護老人保健
施設)

(感染症 BCP・自然災害 BCP 策定に取り組む上で、必要だと感じる支援)


現状以上の支援は難しいのではないか。あとは、事業所が時間やリソースを割いて
策定するのみと考えている。
(#5_介護老人保健施設)

145