(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (229 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
⚫
自然災害 BCP 策定における委託状況は、自施設(法人)独自で策定した事業所が
96.9%であり、外部支援機関に委託して策定した事業所は 2.0%に留まった。
⚫
委託した場合の委託先は、民間企業(社会保険労務士・コンサルタント等 ※NPO
法人を含む)(89.3%)、その他(10.7%)の順で高かった。
⚫
自然災害 BCP 策定時の委託予定は、自施設(法人)独自で策定を予定している事業
所が 95.8%と多くを占め、外部支援機関に委託を予定している事業所は 3.7%に留
まった。
⚫
外部支援機関に委託を予定している事業所の委託先(予定)は、民間企業(社会
保険労務士・コンサルタント等 ※NPO 法人を含む)が 84.1%で最も多く、次いで
その他が 13.3%、研究機関は 2.9%であった。
【ヒアリング調査】
⚫
BCP 策定時の体制については、法人内に複数の事業所がある場合には、法人本部
と各施設の担当者が集まって策定された場合が多かった。一方で、事業所内で 1
名の体制で作成している場合もあった。
⑥
BCP 策定時の課題
【アンケート調査】
⚫
感染症 BCP 策定時の課題は、「策定のための時間を確保すること」(60.8%)、
「感
染症や BCP に関する情報や資料を入手すること」(57.5%)、 「感染症や BCP につ
いて理解すること」(53.4%)、「サービスの継続、変更、休止などの業務の調整を
具体的に計画すること」(49.0%)、「未経験の事態を想像しながら策定すること」
(47.9%)の順で高かった。
⚫
感染症 BCP 未策定(未着手)の事業所における策定時の課題は、「策定にかける時
間を確保すること」(73.0%)、「未経験の事態を想像しながら策定することが難し
いこと」(48.2%)、
「策定を行う職員を確保すること」(42.0%)の順で高かった。
⚫
自然災害 BCP 策定時の課題は、
「策定のための時間を確保すること」(65.3%)、
「感染症や BCP に関する情報や資料を入手すること」(56.9%)、「自然災害や BCP
について理解すること」(53.8%)、「未経験の事態を想像しながら策定すること」
(51.2%)の順で、いずれも過半数を超えていた。
⚫
自然災害 BCP 未策定(未着手)の事業所における策定時の課題は、
「策定のための
時間を確保すること」(73.5%)、
「未経験の事態を想像しながら策定することが難
しいこと」(53.2%)、
「策定を行う職員を確保すること」(42.8%)、
「サービスの継
続、変更、休止などの業務の調整を具体的に計画すること」(38.6%)の順で高か
った。
218