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(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(報告書)(案)[13.6MB] (240 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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【ヒアリング調査】


新型コロナウイルス感染症の 5 類移行後のテレビ電話等の活用状況については、
利便性が高い、会議の内容によってテレビ電話等による会議とするか決めている
等の理由で、移行前と使用頻度があまり変わらないという意見と、対面で実施す
るのに支障がない会議は対面での実施に戻しているという意見が双方あった。



導入・運用に関する課題
【アンケート調査】


テレビ電話等の導入時の課題は、「職員が機器に不慣れ」(62.4%)、
「導入費用が
かかる」(55.9%)、
「システムトラブルへの懸念」(41.8%)、「個人情報・セキュリ
ティへの不安」(40.0%)の順で高かった。



テレビ電話等の運用時の課題は、「システムトラブル時の対応」(61.7%)、「個人
情報及びセキュリティ管理」(42.7%)、「利用者が参加する場合の機器利用能力の
不足」(41.5%)、
「機器の管理」(38.1%)の順で高かった。
※テレビ電話等 ICT を未導入の事業所は、導入時の課題のみ回答。

【ヒアリング調査】


利用者・家族・職員の反応や課題について、遠方の家族との面会ができるように
なり面会の頻度が増えた、テレビ電話等に慣れない職員が習熟するのに苦労した
等の意見が挙げられた。



活用に向けた今後の課題については、通信環境の改善や静かな個室の確保等の環
境整備、職員のリテラシーやスキルの向上、長期的に活用することを見据えた
ICT の維持や更新にかかるコストの確保が挙げられた。

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