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資料1-1 看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案(本文) (21 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00005.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第4回 8/6)《文部科学省》 |
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第2章
資質・能力、学修目標、到達度、教育内容、ブループリント
第 2 章では、第 1 章で示した看護師として求められる基本的な資質・能力をさらに具体化した「第
4 階層での資質・能力」、コンピテンシー基盤型カリキュラムを作成する際の参考資料として「第 2 階
層の学修目標」、コンピテンシー基盤型教育のアウトカムとして Miller のピラミッドで示された「第 4
階層に対する卒業時点・各領域実習前時点の到達度」、「第4階層に対する臨地実習時点での指導体
制と委託の程度」、コンピテンシーを身につける上で必要な知識やスキルとなる「教育内容」、カバーす
る内容や各分野の重点度などを設計した「ブループリント」を示す。
なお、「第 1・4 階層の資質・能力」、「第 2 階層の学修目標」「第 4 階層に対する卒業時点・各領域
実習前時点の到達度」「第 4 階層に対する臨地実習時点の指導体制と委託の程度」、「ブループリン
ト」を別紙 Excel【資質・能力(学修目標・到達度・指導体制と委託の程度・ブループリント)】に、「教育
内容」を別紙 Excel【別表】にて示す。
看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案は、学力論・能力論を統合したコンピテンシーモデルの
考え方を基盤とし、コンピテンシー・ドメイン・レイヤー・学修目標・学修評価・評価時期(マイルストー
ン)・評価基準(パフォーマンス・レベルでの到達度)・ブループリントで示した。つまり、これまでの学力
論で示されるような教育内容・方法別、能力論で示されるような資質・能力や EPA 注1)、及び現代的で
永続的な重大な問いについて、統合的に包含した形で示した。また、看護学教育モデル・コア・カリキュ
ラム改訂案は、AACN の THE ESSENTIALS2)のフレームと AACN のコンピテンシーの言語デー
タを活用し、大規模調査の言語データと紐づけ、分類・作成した。そのため、グローバル・スタンダード
も充足している。
注1)EPA:(Entrustable Professional Activities): ”委託可能な専門的活動”。学生や研修生がその活動を監
督なしで実行するために必要な能力を発揮した後に、学生や研修生に全面的に委託することが可能な専門的実践
の単位である。医学教育においては、臨床研修のコンピテンシーとして提唱されており、指導医の監視なしに単独
でおこなえる(任せられる)医師の基本的な活動(業務)である1)。
【引用文献】
1)
Ten Cate, O., Chen, H. C., Hoff, R. G., Peters, H., Bok, H., & van der Schaaf, M. (2015).
Curriculum development for the workplace using entrustable professional activities
(EPAs): AMEE guide no. 99. Medical teacher, 37(11), 983-1002.
2) American Association of College of Nursing: THE ESSENTIALS: CORE COMPETENCIES
FOR PROFESSIONAL NURSING EDUCATION. 2021.
https://www.aacnnursing.org/Portals/0/PDFs/Publications/Essentials-2021.pdf
***【令和 5 年度・令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究】****
【「令和 5 年度・令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究」時に使用した言
語データ】
令和 5 年度ならびに令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究では、下記
の言語データを使用し、改訂案を作成した。
➢ 令和5年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に向けた調査研究:第 1・2・3 回 Chat型AIに
よる大規模調査、第4回有識者意見、フィードバック検証での有識者の意見
➢ 令和6年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム調査研究:有識者意見・ワーキンググループでの意見
➢ MEDIS 看護実践用語標準マスター行為編 Ver3.7
➢ AACN THE ESSENTIALS
➢ 看護職のコンピテンシーに関する文献注)
注)Research Question を「看護職のコンピテンシーとは何か」とし、PCC(Patient Concept
Context)を立てた。データベースは Cochrane Database、CINAHL、MEDLINE、ERIC、
PubMed、医中誌を使用し、RQ、PCC に対応した文献を収集するため、コクランジャパンに依頼し、
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資質・能力、学修目標、到達度、教育内容、ブループリント
第 2 章では、第 1 章で示した看護師として求められる基本的な資質・能力をさらに具体化した「第
4 階層での資質・能力」、コンピテンシー基盤型カリキュラムを作成する際の参考資料として「第 2 階
層の学修目標」、コンピテンシー基盤型教育のアウトカムとして Miller のピラミッドで示された「第 4
階層に対する卒業時点・各領域実習前時点の到達度」、「第4階層に対する臨地実習時点での指導体
制と委託の程度」、コンピテンシーを身につける上で必要な知識やスキルとなる「教育内容」、カバーす
る内容や各分野の重点度などを設計した「ブループリント」を示す。
なお、「第 1・4 階層の資質・能力」、「第 2 階層の学修目標」「第 4 階層に対する卒業時点・各領域
実習前時点の到達度」「第 4 階層に対する臨地実習時点の指導体制と委託の程度」、「ブループリン
ト」を別紙 Excel【資質・能力(学修目標・到達度・指導体制と委託の程度・ブループリント)】に、「教育
内容」を別紙 Excel【別表】にて示す。
看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案は、学力論・能力論を統合したコンピテンシーモデルの
考え方を基盤とし、コンピテンシー・ドメイン・レイヤー・学修目標・学修評価・評価時期(マイルストー
ン)・評価基準(パフォーマンス・レベルでの到達度)・ブループリントで示した。つまり、これまでの学力
論で示されるような教育内容・方法別、能力論で示されるような資質・能力や EPA 注1)、及び現代的で
永続的な重大な問いについて、統合的に包含した形で示した。また、看護学教育モデル・コア・カリキュ
ラム改訂案は、AACN の THE ESSENTIALS2)のフレームと AACN のコンピテンシーの言語デー
タを活用し、大規模調査の言語データと紐づけ、分類・作成した。そのため、グローバル・スタンダード
も充足している。
注1)EPA:(Entrustable Professional Activities): ”委託可能な専門的活動”。学生や研修生がその活動を監
督なしで実行するために必要な能力を発揮した後に、学生や研修生に全面的に委託することが可能な専門的実践
の単位である。医学教育においては、臨床研修のコンピテンシーとして提唱されており、指導医の監視なしに単独
でおこなえる(任せられる)医師の基本的な活動(業務)である1)。
【引用文献】
1)
Ten Cate, O., Chen, H. C., Hoff, R. G., Peters, H., Bok, H., & van der Schaaf, M. (2015).
Curriculum development for the workplace using entrustable professional activities
(EPAs): AMEE guide no. 99. Medical teacher, 37(11), 983-1002.
2) American Association of College of Nursing: THE ESSENTIALS: CORE COMPETENCIES
FOR PROFESSIONAL NURSING EDUCATION. 2021.
https://www.aacnnursing.org/Portals/0/PDFs/Publications/Essentials-2021.pdf
***【令和 5 年度・令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究】****
【「令和 5 年度・令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究」時に使用した言
語データ】
令和 5 年度ならびに令和 6 年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する調査研究では、下記
の言語データを使用し、改訂案を作成した。
➢ 令和5年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に向けた調査研究:第 1・2・3 回 Chat型AIに
よる大規模調査、第4回有識者意見、フィードバック検証での有識者の意見
➢ 令和6年度看護学教育モデル・コア・カリキュラム調査研究:有識者意見・ワーキンググループでの意見
➢ MEDIS 看護実践用語標準マスター行為編 Ver3.7
➢ AACN THE ESSENTIALS
➢ 看護職のコンピテンシーに関する文献注)
注)Research Question を「看護職のコンピテンシーとは何か」とし、PCC(Patient Concept
Context)を立てた。データベースは Cochrane Database、CINAHL、MEDLINE、ERIC、
PubMed、医中誌を使用し、RQ、PCC に対応した文献を収集するため、コクランジャパンに依頼し、
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