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第2章 こどもの自殺の状況と対策 本文 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html
出典情報 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》
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第2章

●こどもの自殺の状況と対策

自殺統計原票の改正によるデータの不連続
性に加え、データが少ないことから傾向を十
分に捉えられていない可能性があることに留
意が必要であるが、あくまで参考として、令
和4(2022)年以降の新原票における自殺
の原因・動機の大分類を図表2-8に示す。

これによると、「不詳」の割合が大幅に低
下したことや「その他」の割合が上昇したこ

と、男性で「小学生」と「中学生」の間で
「家庭問題」の割合が逆転したことを除けば、
旧原票によるものとおおむね同じような傾向
となっている。

図表2-8 【参考】(2022~2023年) 性別にみた小中高生の自殺の原因・動機(大分類)の割合
(%)
70





60

51.4

50
40
30

31.5

29.4

29.4
20.6

20

6.4

10
0

不詳

家庭問題
小学生(n=17)

(%)
70



健康問題

学校問題

中学生(n=146)

その他

高校生(n=389)

交際問題

経済・生活問題

勤務問題

(参考)小中高生以外(n=29,056)



60
50
39.4

40
30
20

45.3

30.8
21.3

15.4

10
0

不詳

家庭問題
小学生(n=13)

健康問題

学校問題

中学生(n=150)

その他

高校生(n=312)

9.6
交際問題

経済・生活問題

勤務問題

(参考)小中高生以外(n=13,635)

※新原票では、自殺の原因・動機は、自殺者1人につき4つまで計上可能であるが、原因・動機の大分類ごとの傾向をみるため、同一の
大分類に2つ以上該当している場合には1つとして集計している。
資料:警察庁自殺統計原票データより厚生労働省作成

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