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第2章 こどもの自殺の状況と対策 本文 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html
出典情報 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》
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小中高生の原因・動機計上数

旧原票では、自殺の原因・動機は自殺者1人につき3つまで計上可能としている。小中高生の自
殺者では8割以上が、自殺の原因・動機が「不詳」又はその計上数が1つとなっている。

(2009~2021年) 小中高生の原因・動機計上数
小中高生 (n=4,698)
3件、3.7%

2件、15.5%

不詳(0件)、
31.5%

第2章

1件、49.3%

こどもの自殺の状況と対策

資料:警察庁自殺統計原票データより厚生労働省作成

また、小中高生の自殺者のうち、自殺の原因・動機が2つ計上されている自殺者は15.5%であ
り、原因・動機の組み合わせは多岐にわたる。その中でも、小中高生の「学校問題」で多くみられ
る「学業不振」との組み合わせとして挙げられるのは次のような項目であった(自殺者数に占める
割合の多い順)。

「学業不振」/「その他進路に関する悩み」
(0.9%)

「学業不振」/「家族からのしつけ・叱責」
(0.6%)

「学業不振」/「親子関係の不和」
(0.4%)

「学業不振」/「入試に関する悩み」
(0.4%)

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