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第2章 こどもの自殺の状況と対策 本文 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html
出典情報 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》
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次に、旧原票における自殺の原因・動機の
詳細項目について性別、小中高生別にみたも

は、男女ともに年齢を経るにつれてその割
合が大きくなっていく。

のを図表2-9に示す。これによると、以下
のような特徴があるといえる。


「学校問題」のうち多くみられるのは、
「学
業不振」

「その他学友との不和」

「その他

和」である。前者は「小学生」、「中学生」
に多く、後者は小中高生とも女性に多い。

試、進路の悩みといった学業的な側面の強
い項目が増えていく。一方、女性では、学

⃝「家庭問題」のうち多くみられるのは、「家
族からのしつけ・叱責」、「親子関係の不

⃝「健康問題」のうち多くみられるのは、「病
気 の 悩 み・ 影 響( う つ 病 )」
、「 病 気 の 悩
み・影響(その他の精神疾患)」等であり、
女性に多い。うつ病や統合失調症について

進路に関する悩み」等である。男性では、
学校段階が進むにつれて、学業不振や入

業的な側面の強い項目も学校段階を問わず
現れているが、学友との不和といった人間
関係と関連した項目も多くみられる。

第2章
こどもの自殺の状況と対策

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