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第2章 こどもの自殺の状況と対策 本文 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html
出典情報 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》
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第2章

●こどもの自殺の状況と対策



小中高生における月別の自殺の原因・
動機

に占める割合が上位であるものを月別に表し

て、月別の自殺の原因・動機の特徴をみる。
⃝自殺者急増前:平成21(2009)年~令和

るものも上位となっている。
男性は1年を通じて「学業不振」や「その

小中高生の自殺者数の急増について、更に
詳しくみるために、次のように期間を分け

ている。これによると、男性は「学校問題」
に分類されるものが上位となる一方で、女性
では「健康問題」や「家庭問題」に分類され

元(2019)年(小中高生の自殺者数が毎
年200人台後半~300人台後半)
(旧原票)

他進路に関する悩み」が自殺の原因・動機に
なっており、受験シーズンが始まる12月頃

⃝自殺者急増期:令和2(2020)年~令和
3(2021)年(小中高生の自殺者数が毎
年400人台後半)
(旧原票)
⃝自殺者急増後:令和4(2022)年~令和
5(2023)年(小中高生の自殺者数が毎

女性は1年を通じて「親子関係の不和」や
「その他学友との不和」

「病気の悩み・影響
(うつ病)
」が自殺の原因・動機となるが、2

高生の自殺の原因・動機について、自殺者数

もみられる。

年500人台)
(新原票)
図表2-13は、自殺者急増前における小中

72

から「入試に関する悩み」も上位になること
が分かる。

月には「入試に関する悩み」、5月には「学
業不振」が最も上位となるなど、季節的特徴