2024年度 介護報酬改定に関するアンケート結果 (136 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/ |
出典情報 | 2024 年度介護報酬改定に関するアンケート調査(後編)(12/27)《福祉医療機構》 |
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通所介護
今次改定に関するご意見等(自由記述)
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・支援に適用されていた、運動器加算が廃止され、これに伴い運動器と口腔機能向上による選
択的サービス複数実施加算が廃止されたことで、総合事業の収益が悪化しています。栄養改
善加算と口腔機能向上による一体的サービス実施加算が新設されましたが、算定要件となっ
ている管理栄養士の採用は難しく、またコストも高いため、デイサービスにとって、一体的
サービス加算を取ることは困難と思われます。また、弊事務所は、数年かかって支援の利用
者の介護度改善の為に、リハビリを提供した結果、やっと令和6年4月から、事業所評価加算
を頂けることになっていましたが、この加算の一律廃止も大きな痛手です。せめて既に評価
を受けていた事業所には、加算を認め、翌年から制度を廃止するといった方法もあったので
はないでしょうか?こういったことから事業所の経営状況は悪化しており、資金繰りが一気に
厳しくなり、従業員も削減しています
・通所介護にも生産性の向上に加算が算定されることを見込み、そのための課題抽出を行える
人員配置、仕組みづくりを行いたい。利用者の機能向上に対する加算が増えると見込んでい
る。機能向上にかかわる栄養状態の改善が当法人は未着手なので、管理栄養士の雇用も考え
ている
・開所後5年を迎え、利用者の入れ替えの時期になっており、利用者増でも平均介護度が低く
なってきていることから、要支援者の受け入れを制限し、要介護者の割合を増加させていく
・通常規模事業所の中で、人財も安定的に確保し離職率を低下させながら、稼働率や要介護を
上げるなど収益性を高める。また、職員に経営や運営状況を毎回伝え、経営参画いただきな
がら、運営、経営面の向上につなげる
・小規模事業者に対しては今回の改定額では全く役に立たず、今後の介護行政は大規模事業者
にやらせたいという、考え方が顕著に表れていると思った。今後は小規模事業者は如何に損
が無く事業を終わらせるかを考えていくことになると思う
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