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2024年度 介護報酬改定に関するアンケート結果 (169 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2024 年度介護報酬改定に関するアンケート調査(後編)(12/27)《福祉医療機構》
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WAM

経営

今次改定に関するご意見等(自由記述)

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・第1四半期は、特養でいえば入院となった方が多く、入院を除く稼働率が9割(26.2人/29人)
となり、予算(28.6人/1日)、前年同期(27.5人/1日)を下回り、前年割れの事業収入となった。
認知症デイも、今期、前年同期も下回る状況で、予算・前年同期も利用・収入ともに下回り、
法人全体がかつてないきびしい経営状況となっている。認知症デイはコロナ前は月の利用者
で25人(今期は15人)、一日平均利用9人の水準だったのが、2020年以降年々利用減を挽回で
きておらず、今期は特に利用減となった。報酬改定がされたとはいえ、大半は処遇改善の対
応であり、赤字事業所の黒字化にはとてもきびしい
・世間の物価上昇率と介護報酬改定率が見合っていないので、施設運営に苦慮している。職員
雇用に関しても、他産業に比べて給与水準が低いので近隣施設より給与を高めに設定して確
保しているので、人件費率も高くなっている。また、訪問やデイサービス等の利用者減少が
顕著で経営が悪化している
・物価高など、非常に厳しい経営状況は変わりません。倒産や事業閉鎖する介護事業所も多く
出てきています。当法人として今回の改定で継続できる事業なのか、閉鎖すべきなのか、各
事業所ごとにあらためて検討していく話が出ています
・今回はプラス改定となったため、前年比で収益は上がったが、物価や光熱費の高騰に係る費
用を差し引くと大きなプラスとはならなかった。また、プラス改定分は職員のベースアップ
に充てており、事業所全体としては収益の増加は大きくなかった。また、新設された加算も、
取得するための費用対効果が薄く、積極的に取得していける加算が少なかった
・スタッフ不足も悩みどころですが、居宅と同様、ケアマネジャー不足です。特に、研修の受
講のハードルもあるため人員確保が難しい。老朽化に伴い、修繕も必要となりますが、建築
費も高くなり維持継続で精一杯です
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