【参考資料2】第4回、第5回、第6回救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ資料 (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28351.html |
出典情報 | 救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ(第7回 10/5)《厚生労働省》 |
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<背景・課題> 本人の意思に反した(延命を望まない患者の)救急搬送が散見
国民の多くが人生の最期を自宅で迎えることを希望している。一方、高齢者の救急搬送件数も年々増加し、また大半は、人生の最終段階に
おける医療等について、家族と話し合いを行っていない。このような背景を踏まえると、今後、本人の意思に反した救急搬送が増加する懸念が
ある。
<対策> 患者の意思を関係機関間で共有するための連携ルールの策定支援
先進自治体では、在宅医療関係者と救急医療関係者の協議の場を設け、救急搬送時の情報共有ルールの設定や、住民向け普及啓発に取り
組んでいる。こうした先進事例をもとに、複数の自治体を対象としたセミナーを実施し、連携ルール策定のための重点的な支援を行う。また、本取
組について全国的な横展開を推進していくことで、人生の最終段階において本人の意思が尊重される環境を整備する。
問題意識
本人の意思に反し
た搬送例が散見
在宅医療・救急医療連携セミナー
10~15の自治体 (自治体職員、在宅医療関係者、救急医療関係者等)を対象に、
グループワークを実施。
・連携ルールの内容検討
・連携ルール運用までの工程表の策定 に取り組むための支援を実施
先進事例の紹介
対策
救急医療、消防、在宅医
療機関が、患者の意思
を共有するための連携
ルール等の策定を支援
・既に連携ルールを運
用している先進自治体
の取組(連携ルールの
運用に至る工程、課
題)を分かりやすく紹
介
有識者による
策定支援
継続的な
フォローアップ
・有識者や先進自治体
の支援のもと、連携
ルールの検討や工程
表策定についてグルー
プワークを実施。
・セミナーで策定した
工程表の実施状況や
課題を把握し、工程
表の改善等を支援。
方向性
予め、
本人の意向を
家族やかかりつ
け医等と共有し、
人生の最終段階
における療養の
場所や医療につ
いて、本人の意
思が尊重される
取組を推進
全国的な横展開の推進
ルールに沿っ
た情報共有
連携ルール運用に至るまでの手順や、運用後の課題等をとりまとめ、
全国の自治体に情報提供することで、参加自治体以外への横展開を推進
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