よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】医療機器の承認基準改正案 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33554.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和5年度第1回 6/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

別紙1
自動腹膜灌流用装置承認基準における技術基準
1. 適用範囲
この技術基準は、透析条件を設定後、自動的に灌流液(透析液)を腹腔内に注入及び排出さ

せる自動腹膜灌流用装置に適用する。ただし、透析液調整機能を有する装置には適用しない。

2. 引用規格
この基準は下記の規格又は基準(以下「規格等」という。)を引用する。引用する規格等が下
記の規格等と同等以上の場合には、本邦又は外国の規格等を使用することができる。
JIS T 0601-1:1999 医用電気機器-第1部:安全に関する一般的要求事項
JIS T 0601-1-1:1999 医用電気機器-第1部:安全に関する一般的要求事項-第1節:副通則-医
用電気システムの安全要求事項
JIS T 0601-1-2:2002 医用電気機器-第1部:安全に関する一般的要求事項-第2節:副通則-電磁
両立性-要求事項及び試験
・JIS T 0601-2-39:2006XX 医用電気機器-第 2-39 部:自動腹膜かん(灌)流用装置の基礎安全
及び基本性能に関する個別要求事項
JIS T 14971:2003 医療機器-リスクマネジメントの医療機器への適用

3. 定義
用語の定義は、JIS T 0601-2-39JIS T 0601-2-39 2.201.3 「用語及び定義」による。
4. 物理的要求事項及び試験方法
JIS T 0601-2-39 及び次の事項に適合する。

4.1 基本的機能
① 注液量の設定ができること。
② 注液、貯留、排液の一連の動作を行う装置では、動作結果としての注液量、貯留時間、
排液量を確認することができること。


注液、貯留、排液の各動作状況を表示すること、若しくは確認する方法があること。



自動的にプライミング(未使用の透析液回路を透析液で満たす動作)を行う機能を
持つ若しくは、その手順が提供され、明らかなこと。

4.2 基本性能
次の項目への適合性を確認する。なお,試験の環境条件は、JIS T 0601-2-39に指定されてい
ない場合は,製造販売業者が附属文書(取扱説明書又は技術解説書など)で示した条件とする。
4.2.1 注液・排液時の透析液流量(単位時間の液量)

14/48