よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】医療機器の承認基準改正案 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33554.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和5年度第1回 6/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

準備として、製造業者の指定する未使用の透析液回路を開封し、指定の手順で装着を行い、プ
ライミング動作(空の透析液回路に試験用水を満たし、中の空気をのぞく動作)を行わせる。
注液動作を開始する前にメスシリンダー内の体積 Vi1[mL]を読み取る。また、注液動作終了し
て、貯留動作になったときにメスシリンダー内の体積 Vi2[mL]を読み取る。
尚、読み取り時には、メスシリンダーの中にコネクタ、チューブが水没しないように注意する
こと。
注液設定値が 1000mL 以上である場合は、

 Vi 2  Vi1

注液量精度[%] 
 1  100[%]
 Ip


・・・・

(式3-1)

で計算を行う。また、1000mL 未満である場合は、

注液量精度[ mL]  Vi 2  Vi1  Ip

・・・・

(式3-2)

で計算を行う。
排液量精度試験は、注液量精度試験に続いて行う。
排液動作開始前のメスシリンダー内の体積 Vd1[mL]を読み取る。腹腔に接続するチューブのコ
ネクタをメスシリンダー内に水没させて、排液動作を行わせる。排液量精度を試験する排液量
(Dr)になったら、チューブのクランプを閉じて、水没したコネクタを水面から持ち上げる。十
分な水切りの後、メスシリンダー内の体積 Vd2[mL]を読み取る。
装置の記録上の排液量 Dr[mL]が 1000mL 以上である場合、

 Vd 2  Vd 1

排液量精度[%] 
 1  100
 Dr


・・・・

(式 4-1)

で計算を行う。また、1000mL 未満である場合には、

排液量精度[mL]  Vd 2  Vd 1  Dr

・・・・

で計算を行う。

23/48

(式 4-2)