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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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北海道家庭医療学センター

事例 1
診療所の取組

病院の取組

地域の連携の取組

診診連携

病診連携

病病連携

母子保健

学校保健

産業保健

介護・福祉との
連携

休日夜間/
24時間対応

在宅医療

看取り

多職種連携

有事対応

医師の
キャリア支援

その他

1.概要
所在地

北海道全域(札幌、室蘭、千歳、更別、寿都など)

医療施設類型等

14医療施設
30 代の医師が中心的な役割を担っている。子育て中の女性医師や大学
院プログラムの遠隔学習を利用している医師も多数所属している

その他

「良質な家庭医療の実践及び家庭医の養成」
「日本/北海道の家庭医療
の発展への貢献」をミッションとし、地域の現場で家庭医の養成に取り
組みながら、都市部や郡部の診療所、さらには総合病院の総合診療科
の運営を担い、地域特性に応じた多様なプライマリ・ケアのあり方を模索
し、そのモデルを提示している。

実践の場としての14の診療所・病院

出典:北海道家庭医療学センター提供資料

2.地域の特徴を踏まえた取組
● 大都市で医療機関の選択肢が多い札幌市内の栄町ファミリークリニックでは、幅広い年代へ
の包括的な外来診療に加え、末期がんも含む多様な疾患を抱える患者さんへの訪問診療を実
施しており、訪問看護ステーションと連携しながら休日夜間・24 時間対応を行っている。
● 室蘭市では、外来診療・訪問診療に加えて、室蘭市医師会在宅連携システムを構築し、その
ハブ医療機関として開業医との協力体制を通じた在宅医療体制の強化を担っている。
● 郡部は医療資源が乏しく、更別村では、一時期医師がいない時期が生じ、家庭医を招聘する
ことを村が決断した。循環型地域モデルを通じてグループ診療にて地域のプライマリ・ケアを
担いながら、行政と緊密に連携することで健康増進や予防医療、学校保健、母子保健も含む
医療・介護・福祉ネットワークの中核的な役割を果たしている。
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