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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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調査 結果
以下は、各都道府県・政令市に対する調査の結果です。
① かかりつけ医機能の強化についての具体的な取組(新型コロナ対応に係る事例も含む)
※アンケート回答のあった 47 自治体のうち、27 自治体より取組内容の回答あり
No

回答者







次の事業を実施し、かかりつけ医機能の強化に取り組んでいる。
医療機関・住民交流推進事業:医療機関等の負担軽減を図ることの重要性について理解
を深めることを目的とする講演会等について補助する。
かかりつけ医認知症対応力向上研修事業:かかりつけ医に対する適切な認知症の診療の
知識・技術等の習得を目的とした研修を行う。

北海 道

2

宮城県

在宅医療を提供するかかりつけ医への支援事業を過去に行っていたことがあるが、既に終
了している。本事業は在宅患者の増加人数に応じて補助金を支給するものであったが、事
業効果の検証が困難であったことから終了した。

秋田県

秋田県保険者協議会において、厚生労働省のモデル実証事業(令和3年度高齢者医療制
度円滑運営事業費補助金(保険者とかかりつけ医等の協働による加入者の予防健康づく
り事業分))の採択を受け、かかりつけ医が社会的課題を抱える患者等をリンクワーカーを
介して地域活動やサービス等につなげる「社会的処方」により、健康と幸せを取り戻すこ
とを目指す事業を行っている。
健(検)診受診率向上のため、かかりつけ医等から健(検)診未受診者に受診を呼びかけ
る取組を実施している。



1




3




在宅医療の推進及び医療・介護連携の推進等を図るため、県内の在宅医療関係者で構成
する在宅医療推進協議会を開催している。
県内の在宅医療の推進を図るため、医療機関及び医療関係団体等が実施する取組に助成
する。
(地域包括ケア・在宅医療に関わる従事者の連携・資質向上等に資する研修会の開
催、在宅医療やかかりつけ医等の普及・啓発活動など)

福島県



4



認知症、発達障害、糖尿病・ 慢性腎臓病(CKD)等への対応力向上を図るため、かかり
つけ医を対象とした研修を実施している。
日々の診療の手引きや、診療の参考及び専門医との連携強化のため「治療連携チェックシー
ト」を作成している(糖尿病)。
専門医への紹介基準を県独自に設定している(CKD)。

栃木県



5




訪問診療を検討している医師を後押しする研修事業を実施し、訪問診療を担う医師を育成
している。
患者の意思を尊重した医療やケアの提供を推進するため、事前意思表明書やアドバンス・
ケア・プランニングの普及、実践に向けた講座や研修等を実施している。
郡市医師会の地域ごとに、緩和ケアに知見のあるがん診療連携拠点病院等と在宅医療を
担う地域の医療機関や介護事業所との連携体制の構築、強化を推進するとともに、在宅で
も緩和ケア病棟と同様のケアを提供できる人材を育成するための研修会を実施している。
かかりつけ医を対象として、
「認知症対応力向上研修」を毎年度実施している。



埼玉県



6




子ども急患電話相談において、看護師が症状に応じて、診療時間内でのかかりつけ医へ
の受診を勧奨する等のアドバイスをしている。
市ホームページで、コロナ禍においても適切に医療機関を受診するように啓発している。

7

さいたま市



61