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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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本事例集について
少子高齢化の進展により、複数疾患を有する医療・介護ニーズの高い高齢者が増加する
一方、例えば医療的ケアを必要とする小児の数も増加傾向にあることが指摘されています。
複数の診療領域に渡る課題のみならず、保健や福祉等のニーズも踏まえながら総合的に診
療を行うかかりつけ医の存在は、身近な医療を支える上でも重要なものです。また、医療
を必要とする方への対応に加え、疾病の予防や健康を維持・増進する観点からも、各地域
において、その実状に応じた形でかかりつけ医機能が発揮されることが期待されます。
これまでも地域包括ケアシステムの実現に向けて各地で様々な取組が行われてきたとこ
ろであり、特にかかりつけ医機能の普及に向けた取組については、医療関係団体を中心に
進められてきました。他方で、医療を受ける側から見ると、それぞれの医療機関が担う役
割については、必ずしもわかりやすいとはいえない状況があることが指摘されていました。
こうした状況の中、
「医療計画の見直し等に関する検討会」で令和 2 年12 月11日にとりま
とめられた報告書において、外来機能の明確化・連携とともに、かかりつけ医機能の強化
が必要であるとされ、
また、
令和 3 年の医療法改正において附帯決議に「かかりつけ医機能
を発揮している事例等を調査・研究し、その好事例の横展開を図る」ことが謳われました。
本事例集は、これらを踏まえ、かかりつけ医機能の更なる普及を進めることを目的として、
厚生労働省「令和 3 年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業」検討委
員会において作成されました。

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