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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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参考 1

名寄市立総合病院
特に注目すべきポイント

① 医療情報共有システムによる病診連携の推進
② 情報共有の円滑化による医療・介護連携

1.概要
所在地

北海道名寄市

医療施設類型等

病院:359 床(一般病床 300 床、精神病床 55 床、感染症病床 4 床)
名寄市だけでなく上川北部二次医療圏域及び道北三次医療圏の医療に
対応している。
道北地域全般に医師数が少ないため、三次医療圏を超えて医師派遣を
行うこともある。

その他

「患者さんの立場に立ち、患者さん中心の医療の提供を目指す」ことを
理念とし、地域への貢献という観点では、地域医療の充実・発展のた
め、優れた医療人の育成を目指す。また、道北第三次医療圏の地方セン
ター病院、救急救命センターとして、主に救急医療及び急性期医療の中
心的な役割を担い、他医療機関と密な連携を図ることにより、地域住民
の医療・保健・福祉に貢献することを基本方針とする。

2.地域の特徴を踏まえた取組
● 道北地域は全般的に大規模な病院が少なく、開業医の数も少ないため、名寄市立総合病院
が中心となり、士別市立病院・枝幸町国民健康保険病院・市立稚内病院の4 病院で平成25
年6月に医療情報ネットワークシステムを構築し、VPN 回線を利用した広域連携を図っている
(名称 :
「ポラリスネットワーク」)。
● ポラリスネットワークにより、遠隔画像診断なども行うことが可能となり、遠距離の患者さん
についての迅速・適正なトリアージが行えるようになっている。
● 近隣地域には、地域のニーズに応じた医療提供を実施する診療所が少なく、高齢化の問題も
あり、当該医療機関が近隣住民の日常的な診療も担う必要があるため、総合内科も設置して
いる。

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