よむ、つかう、まなぶ。
参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html |
出典情報 | かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
3.
取組の詳細
① 医療情報共有システムによる病診連携の推進
当該医療機関は、ポラリスネットワークを利用して、市内の診療所、歯科医院、薬局、介護
施設や行政(地域包括支援センター、介護保険係、障がい相談支援係)と連携している。ポ
ラリスネットワークを構成するシステムは、医療情報を共有する「ID‐Link※1」と医療・介護
施設間での情報連携を行う「Team※2」の2つをデータ連携して使用している。本ネットワーク
により、例えば当該医療機関で治療して退院する患者さんのデータを地域の診療所の医師が閲
覧することができる。さらに、入院した患者さんが地域に戻った際、同様の情報を介護施設、
調剤薬局や訪問看護ステーション等でも確認できるため、退院支援につながっている。
※1
ID ‐Link:1人の患者さんの病院や診療所での処方、検体検査、文書及び調剤薬局の調剤結果を名寄せして同一画面で
表示するシステム
※2
Team:患者さんや介護サービス利用者が利用する医療機関、居宅介護支援事業所、訪問・通所・施設サービス及び地域包
括支援センターなどの多職種の施設が診療、介護サービスに必要な情報を共有して連携を円滑に行うためのシステム
ポラリスネットワークの概要
出典:名寄市 HP
http://www.city.nayoro.lg.jp/section/houkatsu/prkeql000002jrtz.html
2022 年 2 月閲覧
② 情報共有の円滑化による医療・介護連携
医療・介護連携の観点において、当該医療機関はポラリスネットワークを用いた医療・介護
連 携システムを有しており、当該医療 機関と地 域の多職 種との連 携において実務的に電話、
FAX、紙、不要な訪問を削減することができた。とくに病院 MSW、リハビリ職と訪問介護職
にはタブレットを配布して、写真や動画を用いて報告連絡相談を効率化している。ネットワーク
を用いた情報連携を通じ、医療と介護・福祉間の情報連携のハードルが下がり、担当者間の情
報共有が円滑に進むようになった。たとえば在宅での生活状況(バイタル、食事、服薬状況)を
医療者と共有することで適切な指導や重症化の兆候を早期に発見できるようになり、再入院を防
止するなど疾病管理に効果が出ている。
49
取組の詳細
① 医療情報共有システムによる病診連携の推進
当該医療機関は、ポラリスネットワークを利用して、市内の診療所、歯科医院、薬局、介護
施設や行政(地域包括支援センター、介護保険係、障がい相談支援係)と連携している。ポ
ラリスネットワークを構成するシステムは、医療情報を共有する「ID‐Link※1」と医療・介護
施設間での情報連携を行う「Team※2」の2つをデータ連携して使用している。本ネットワーク
により、例えば当該医療機関で治療して退院する患者さんのデータを地域の診療所の医師が閲
覧することができる。さらに、入院した患者さんが地域に戻った際、同様の情報を介護施設、
調剤薬局や訪問看護ステーション等でも確認できるため、退院支援につながっている。
※1
ID ‐Link:1人の患者さんの病院や診療所での処方、検体検査、文書及び調剤薬局の調剤結果を名寄せして同一画面で
表示するシステム
※2
Team:患者さんや介護サービス利用者が利用する医療機関、居宅介護支援事業所、訪問・通所・施設サービス及び地域包
括支援センターなどの多職種の施設が診療、介護サービスに必要な情報を共有して連携を円滑に行うためのシステム
ポラリスネットワークの概要
出典:名寄市 HP
http://www.city.nayoro.lg.jp/section/houkatsu/prkeql000002jrtz.html
2022 年 2 月閲覧
② 情報共有の円滑化による医療・介護連携
医療・介護連携の観点において、当該医療機関はポラリスネットワークを用いた医療・介護
連 携システムを有しており、当該医療 機関と地 域の多職 種との連 携において実務的に電話、
FAX、紙、不要な訪問を削減することができた。とくに病院 MSW、リハビリ職と訪問介護職
にはタブレットを配布して、写真や動画を用いて報告連絡相談を効率化している。ネットワーク
を用いた情報連携を通じ、医療と介護・福祉間の情報連携のハードルが下がり、担当者間の情
報共有が円滑に進むようになった。たとえば在宅での生活状況(バイタル、食事、服薬状況)を
医療者と共有することで適切な指導や重症化の兆候を早期に発見できるようになり、再入院を防
止するなど疾病管理に効果が出ている。
49