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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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参考 3

社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
特に注目すべきポイント

① 地域の診療所の医師との紹介・逆紹介の推進
② シームレスな医療提供を意識した病病連携の推進
③ 地域における有事対応への取組

1.概要
所在地

長野県松本市

医療施設類型等

病院

その他

医の本質としての救急医療と医の心としての全人的医療を病院医療の原
点と考え、その実践に意を注いでいる。また、急性期医療を担う地域の
中核病院として新しく良質な医療を行うために、機能的で活力のあるチー
ム医療を常に心がけ、地域の皆さんから信頼される病院づくりに取り組
んでいる。

460 床(一般病床 456 床、精神病床 4 床)

2.地域の特徴を踏まえた取組
● 当該医療機関が地域医療支援病院の認定を受けた平成 13 年度は、松本医療圏には急性期
病院が多数存在し、慢性期病院が不足している地域であり、地域の診療所や慢性期病院との
連携を推進した。
● 病診連携が強化された後も、継続的な紹介・逆紹介関係の維持のため、診療所の医師を支
援するための取組を積極的に実施している。
● 入院・外来で紹介を24 時間 365 日断らない受け入れ体制といつでもどこからでもどんな患者
さんでも簡単に紹介が可能な医療連携センターによる連絡窓口の一本化により病診・病病連
携の構築を円滑にしている。
● 外来は紹介専門外来を中心に行い、診療所にお願いできる患者さんは極力お願いし再来を縮
小することが当該医療機関にとっても、地域の診療所においても重要であることから、紹介患
者さんの逆紹介はほぼ確実に実施しており、救急で受診した紹介元を持たない患者さんも治
療継続の必要があれば診療所に積極的に紹介するようにしている。

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