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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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かかりつけ医機能について
少子高齢化が進行する中で、良質かつ適切な医療提供体制を効率的に構築していくた
め、かかりつけ医機能の強化・明確化が求められています。また、今般、新型コロナウイ
ルス感染症が拡大する中で、改めてかかりつけ医の重要性も認識されています。
平成 25 年8月6日に公表された社会保障制度改革国民会議報告書においては、
「緩や
かなゲートキーパー機能を備えた「かかりつけ医」の普及は必須であり、そのためには、ま
ず医療を利用するすべての国民の協力と、
「 望ましい医療」に対する国民の意識の変化が必
要」とされ、
「かかりつけ医」及び「かかりつけ医機能」については、日本医師会・四病
院団体協議会合同提言がとりまとめられています。

(参考)「医療提供体制のあり方」日本医師会・四病院団体協議会合同提言(平成 25 年8月8日)より抜粋
●「かかりつけ医」とは(定義)

なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要なときには専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼
りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師。

●「かかりつけ医機能」

・ かかりつけ医は、日常行う診療においては、患者の生活背景を把握し、適切な診療及び保健指導を行い、自己の専門
性を超えて診療や指導を行えない場合には、地域の医師、医療機関等と協力して解決策を提供する。

・ かかりつけ医は、自己の診療時間外も患者にとって最善の医療が継続されるよう、地域の医師、医療機関等と必要な
情報を共有し、お互いに協力して休日や夜間も患者に対応できる体制を構築する。
・ かかりつけ医は、日常行う診療のほかに、地域住民との信頼関係を構築し、健康相談、健診・がん検診、母子保健、学校
保健、産業保健、地域保健等の地域における医療を取り巻く社会的活動、行政活動に積極的に参加するとともに保健・
介護・福祉関係者との連携を行う。また、地域の高齢者が少しでも長く地域で生活できるよう在宅医療を推進する。
・ 患者や家族に対して、医療に関する適切かつわかりやすい情報の提供を行う。

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