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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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3.
取組の詳細
① 地域住民のニーズに応じる医療機関として、幅広い症状に対応
風邪や蕁麻疹、比較的軽い外傷から、原因不明の身体の不調、
うつ病などの心の不調、認知症
や末期がんの看取りなどの問題までを幅広く診療している。より専門的な検査や診断が必要な
場合は適切な専門医に紹介して、継続した治療を行っている。また、医師だけでなく、看護師、
介護支援専門員(ケアマネジャー)、ソーシャルワーカー、理学療法士などの医療・介護従事者
がチームになって、地域の様々なニーズに応じた医療・介護サービスの提供を実現している。

② ICT を活用して在宅介護の診診連携、
医療介護連携を推進
ICT 連携のツールを利用して、在宅医療介護連携推進事業(Connect8:コネクトエイト)を
推進している。Connect8 は、八戸の「八」を語源とした総合病院や診療所、居宅介護事業
所、薬局など約 300 か所の事業者のコミュニティチームであり、情報共有や事例検討会、交流
を含めた連携を推進して、地域住民が安心して医療や介護を受けられる環境を構築している。利
用対象となる患者数は現在4,000 人に達しており、SNS サービスを用いたコミュニティチーム
内の情報連携を推進している。
ICT を活用した情報連携によって、従来の電話や FAX と比較して、迅速かつ抜け漏れなく
患者さんの生活状況を適切に把握できるようになり、より適切な治療や指示につなげられるよう
になった。
また、地区医師会における取組として、Connect8 を活用した在宅医療・介護連携の促進を
目的とした多職種研修を実施している。
Connect 8(コネクトエイト)
参加事業所数

出典:
医療法人はちのへファミリークリニック提供資料

③ 家庭医療を実践するための場の提供
八戸市立市民病院の実施する、家庭医療の専門医を養成する「青森県東部家庭医療後期研
修プログラム」において、家庭医療の実践に関する教育に参加しており、継続的な地域医療の
活性化のため、地域を支える家庭医の育成に貢献している。

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