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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスの導入に関するシステムベンダ向け技術解説書(案)v1.1.0 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40268.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第22回 6/10)《厚生労働省》 |
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以下に、4 つのサービス内容についての概要を示します。
従来、医療機関等が紙や FAX でやり取りしていた診療情報提供書や退院時サマリーを、
医療機関等の間で電子的に送受信することができます。紹介状の印刷や FAX 送付の手間の削
減や、閲覧の際のデータ化の手間も削減でき、従来よりもタイムリーに閲覧可能になりま
す。また、診療情報の確認時間が削減でき、診療の質の向上に貢献することができます。
医療機関から各種健診文書を電子カルテ情報共有サービス経由で、オンライン資格確認等
システムに登録し、健診種別ごとの直近の結果を全国の医療機関や医療保険者等、健診の受
診者本人が取得・閲覧できます。これにより、医療機関ではより迅速に多くの健診結果を閲
覧することが可能になり、より質の高い安全な医療の提供が可能となります。また、医療保
険者の健診取得率向上や保健事業への活用が見込めます。
6 情報(傷病名・薬剤アレルギー等・その他アレルギー等・感染症・検査・処方)を全国
の医療機関等や患者本人が取得・閲覧することができます。問診や患者の自己申告と比べ、
正確な情報を即座に得ることができるため、迅速な受け入れ判断や、より質の高い診察、処
方、服薬指導をすることが可能になります。また、将来的には、他サービス(Web 問診サー
ビスといった各医療機関等で独自に提供しているサービス等)との連携による医療機関内の
業務効率化や、閲覧できる情報の拡充による他施設との連携の加速化も見込めます。
医師がこれまで紙などで患者に情報共有していた治療上のアドバイスを電子的に共有する
仕組みです。各医療機関の療養計画書を電子カルテ情報共有サービスに登録することで、
「療
養計画書」と「6情報」の組み合わせによって整理された患者サマリー(Patient Summary)
を、マイナポータル上で国民等にわかりやすく情報提供されます。これにより、国民等が自
分の病態を把握し、医師から診療時に受けたアドバイスを再確認することができる他、他院
への受診時や救急搬送時に医療者に対して情報共有することが可能になります。なお、患者
サマリーはあくまで患者に共有するためのものであり医療機関が直接取得・閲覧することは
できませんが、患者の了解のもと、患者が自身のマイナポータルの画面の患者サマリーを医
師に見せることは妨げません。なお、患者サマリー閲覧サービスに係る技術解説について
は、別に示すため、本書では取り扱いません。
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従来、医療機関等が紙や FAX でやり取りしていた診療情報提供書や退院時サマリーを、
医療機関等の間で電子的に送受信することができます。紹介状の印刷や FAX 送付の手間の削
減や、閲覧の際のデータ化の手間も削減でき、従来よりもタイムリーに閲覧可能になりま
す。また、診療情報の確認時間が削減でき、診療の質の向上に貢献することができます。
医療機関から各種健診文書を電子カルテ情報共有サービス経由で、オンライン資格確認等
システムに登録し、健診種別ごとの直近の結果を全国の医療機関や医療保険者等、健診の受
診者本人が取得・閲覧できます。これにより、医療機関ではより迅速に多くの健診結果を閲
覧することが可能になり、より質の高い安全な医療の提供が可能となります。また、医療保
険者の健診取得率向上や保健事業への活用が見込めます。
6 情報(傷病名・薬剤アレルギー等・その他アレルギー等・感染症・検査・処方)を全国
の医療機関等や患者本人が取得・閲覧することができます。問診や患者の自己申告と比べ、
正確な情報を即座に得ることができるため、迅速な受け入れ判断や、より質の高い診察、処
方、服薬指導をすることが可能になります。また、将来的には、他サービス(Web 問診サー
ビスといった各医療機関等で独自に提供しているサービス等)との連携による医療機関内の
業務効率化や、閲覧できる情報の拡充による他施設との連携の加速化も見込めます。
医師がこれまで紙などで患者に情報共有していた治療上のアドバイスを電子的に共有する
仕組みです。各医療機関の療養計画書を電子カルテ情報共有サービスに登録することで、
「療
養計画書」と「6情報」の組み合わせによって整理された患者サマリー(Patient Summary)
を、マイナポータル上で国民等にわかりやすく情報提供されます。これにより、国民等が自
分の病態を把握し、医師から診療時に受けたアドバイスを再確認することができる他、他院
への受診時や救急搬送時に医療者に対して情報共有することが可能になります。なお、患者
サマリーはあくまで患者に共有するためのものであり医療機関が直接取得・閲覧することは
できませんが、患者の了解のもと、患者が自身のマイナポータルの画面の患者サマリーを医
師に見せることは妨げません。なお、患者サマリー閲覧サービスに係る技術解説について
は、別に示すため、本書では取り扱いません。
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