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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスの導入に関するシステムベンダ向け技術解説書(案)v1.1.0 (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40268.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第22回 6/10)《厚生労働省》
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また、FHIR サーバーを導入する場合、電子カルテ情報共有サービスの利用にあたってはフ
ァサード型で差し支えありませんが、利用目的に応じてリポジトリ型を選択いただいた場合で
も電子カルテ情報共有サービスを利用いただくことは可能です。

表 26.FHIR サーバーにおけるファサード型とリポジトリ型の説明
タイプ

説明

ファサード型

電子カルテシステム等のデータを電子カルテ情報共有サービスに登録
するタイミングで都度 FHIR 変換する方式。

リポジトリ型

電子カルテ情報共有サービスに登録するタイミングとは関係なく、電子
カルテシステム等のデータをあらかじめ FHIR 変換し、変換したデータ
をリポジトリ(保存領域)にデータとして保存しておく方式。

また、クラウド型の FHIR サーバー起点で本サービスに Web API 通信する場合も、電子カル
テシステム等と同様に、施設内の電子証明書の入った端末もしくはサーバーを経由した接続が
必要となりますのでご留意ください。



ハードウェア構成の検討に係る補足
本サービスに必要な機能について、既存の電子カルテシステム等を直接改修する方法と、新

たに FHIR 変換等のサーバーを構築して実装する方法、並びにその組み合わせによる実装方法
が考えられます。
本サービスを運用するにあたって最適なハードウェア構成を各社に検討いただくための参考
として、以下に「表 27. 導入パターン例」を示します。
なお、ここで言うフロントエンド機能は画面操作(UI)に影響する機能を示し、バックエンド機能
はユーザの操作性に影響しない機能を示します。
また、参考として、
「3.2.機能」で説明した各機能が、表 27 で示したフロントエンド機能・
バックエンド機能のいずれに該当するかを以下の「表 28.フロントエンド機能・バックエンド
機能のマッピング例」に例示します。
表 27.本サービスに必要な機能の導入パターン例

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