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【資料1-2-5】まん延防止に関するガイドライン (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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・ 消費の動向
・ 生産活動や景気の動向(GDP、事業所の倒産等)
・ 社会的な状況(生活保護、出生・婚姻、自殺等)
参考:新型コロナ対応における感染状況の評価に係る指標
新型コロナ対応においては、状況の変化等に応じて、以下のような感染状況
の評価が行われ、まん延防止等重点措置の公示や新型インフルエンザ等対策緊
急事態宣言(以下「緊急事態宣言」という。)の発出とこれらの解除の判断が行
われた。
① 2020 年4月~5月
緊急事態宣言の要件等に該当するか否かについては、海外での感染者の発
生状況とともに、感染経路の不明な患者やクラスターの発生状況等の国内で
の感染拡大及び医療提供体制のひっ迫の状況を踏まえて、国民生活及び国民
経済に甚大な影響を及ぼすおそれがあるか否かについて、政府対策本部長が
基本的対処方針諮問委員会(当時)の意見を十分踏まえた上で総合的に判断
することとしていた。
また、特措法第 32 条第5項に規定する緊急事態解除宣言の基準として、感
染者数等の感染の状況、医療提供体制及び検査体制の3点を示した。
② 2020 年8月~2021 年 11 月6
感染状況を4段階の評価(ステージⅠ~Ⅳ)に分類し、それぞれのステー
ジにおいて講ずべき施策を整理した。以下のような指標を用いて、ステージ
の移行を検知し、先手の対策を講ずることとした。この時、都市部と地方部
では医療提供体制をはじめ様々な環境が異なるため、「新規報告数が多い都市
部」においては「医療提供体制に関する指標」をより重視し、「地方部」にお
いては「感染の状況に関する指標」を重視するなど、地域の実情に応じて判
断することとしていた。
1.医療提供体制の負荷
・ 医療提供体制等のひっ迫具合(病床使用率、重症病床使用率)・療養者
数・救急搬送困難事例(参考指標)
<指標の考え方>
・ 療養者数:医療提供体制や公衆衛生体制のひっ迫具合については、
入院患者のほか、ホテル等における宿泊療養や自宅療養も含めた全体
の療養者数も影響することから指標として設定。
2.監視体制
・ PCR 陽性率・発症日から診断までの日数(参考指標)
3.感染の状況
・ 新規報告数・直近1週間と先週の1週間との比較・感染経路不明の割合
③ 2021 年 11 月~2022 年 11 月7

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詳細は「今後予想される感染状況と対策について」
(令和2年8月7日第5回新型コロナウイルス感染症対策分
科会資料3)を参照。
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詳細は「新たなレベル分類の考え方」
(令和3年 11 月8日第 10 回新型コロナウイルス感染症対策分科会)を参
照。

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