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(資料2)精神保健福祉法上の入院制度等についてのこれまでのご意見を踏まえた論点と検討の方向性について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24461.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第7回 3/16)《厚生労働省》
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3.医療保護入院(論点②-1)
論点②-1
○ 医療保護入院制度の廃止・縮小に向けた具体的かつ実効的な方策
・ 視点①:入院医療を必要最小限にするための予防的取組の充実

これまでのご意見
○ 基本的には、医療保護入院制度は廃止されるべき。
・ その前提として、入院医療の必要最小限を目指す必要がある。平成29年のあり方検討会の報告にも「できる限り入
院治療に頼らない治療的な介入を行うことが原則であり」と書かれており、重度化してから医療につながるという現状
を変える必要がある。
・ そのためにも、訪問の支援体制、学校教育等における精神疾患に関する啓発教育の充実、児童・思春期の精神科
医療体制の充実が大変重要。
・ このように、予防的視点や重度化させない体制づくりを進めていくことにより、最終的には医療保護入院という非自
発的入院をなくす方向で進めるべき。(第5回/再掲)
○ 支援提供者側や制度・政策決定側だけの立場からの考察だけではなく、受け手である立場からの思いや知見もきち
んと反映されたものという趣旨で、入院制度等について適切な在り方を形成していくためには、広く国民や当事者自身
が精神保健医療福祉などに関連する総論的知見を高められる機会の充実が、地域での実際の支えの充実とともに両
輪で必要。(第5回)
○ 緊急時における受診前相談及び入院外医療の体制整備については、考え方としてはとても良い。具体的な体制整
備に結びつくように、今後の進め方など、具体的な体制整備について、なるべく早期に示していただきたい。(第5回)

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